兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「オセロのように」
「オセロのように」

「オセロのように」

前場段階で・・・
25日線は29252円。
マイナス5.55%かい離は第一次限界水準。
75日線は29257円。
25日と75日はデッドクロス寸前。
5日線は28652円。
マイナス3.57%のかい離。
ボリンジャーのマイナス3σは27565円。
10月30日、7月31日3月13日以来の寸止め。
下抜けたのは昨年2月28日。
サポートになる水準と考えたいところ。

上がる理由を探して「買う」あるいは「買い戻す」。
下がる理由を探して「売る」あるいは「損切・利益確定」をする。
相場はアレコレ解釈されるが「上がる理由と下がる理由のせめぎあい」が実は背景にある。
好材料も悪材料も「理由」として抽出されているということ。
興味深いのは、相場の傾きによって一方の理由が消え、他方の理由がデフォルメされること。
まるでオセロのようにドテン返しで黒一色、白一色になる。
しかも些細な材料があたかも重要な材料視される。
経済指標など通過してしまえば話題にもならないのに妙に気にする。
どんなに前期の業績が良くても今期・来期に固執する。
ここが厄介なところだ。
真っ白な中にも黒はあり、真っ黒な中にも白はある。
そしてその先の次の一手によってまた白黒は変化する。
ということは重要なのは今の黒白を判断するのではなく、次の一手での白黒を読むこと。
そうすると、相場は少し見えやすくなるように思う。

MSCI採用銘柄の新規採用はゼロ。
除外は29銘柄。
山崎パン(2212)、カルビー(2229)、コカコーラ BJH(2579)、アルフレッサ HD(2784)、
東急不 HD(3289)、帝人 (3401)、クラレ(3405)、エア・ウォーター(4088)、
太平洋セメ(5233)、特殊陶(5334)、アマダ(6113)、セガサミー HD(6460)、
豊田合(7282)、しまむら(8227)、丸井G(8252)、新生銀(8303)、ふくおか(8354)、
京都銀(8369)、イオンモール (8905)、京急(9006)、西武HD(9024)、京阪HD(9045)、
名鉄(9048)、JR九州(9142)、中国電(9504)、 九州電(9508)、空港ビル(9706)、
スズケン(9987)、サンドラッグ(9989)。
昨年11月は21銘柄が除外された。
「引き続き、日本株式の存在感が相対的に後退している」との解釈。
5月27日終値ベースで指数に反映される。



(櫻井)。
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