兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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上値が重い展開か
【オープニングコメント】
上値が重い展開か
 
17日の日経平均株価は前日終値(2万2472円)近辺で小幅な動きとなりそうだ。
日経平均株価予想レンジは、2万2300円-2万2600円
日経平均は16日に年初来高値を更新し、2018年12月3日以来およそ10カ月ぶりの高値を付けた。10〜16日の4営業日で1000円あまり上昇しており、「株高進行は急速で積極的に上値を追って買う国内投資家は少なくなりそう」との声が出ている。
米中対立の懸念後退を手掛かりとした買いが一服し、年初来高値を16日に更新したため目先の利益を確定する売りが出るだろう。
 
16日のNYダウ工業株30種平均は小幅反落し、前日比22ドル安の2万7001ドルで終えた。9月の小売売上高が市場予想に反して前月比で減少し、米個人消費の先行き不透明感が意識された。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが「一部の中国高官が米国品の購入額や期限について異議を唱えている」と報じたのも重荷になった。米株高の一服も投資家心理の改善の重荷となり、17日は前日までの株高基調にいったん歯止めがかかる可能性が高い。
 
半面、欧州通貨に対する円売りを背景に円の対ドル相場は1ドル=108円台後半の円安水準で安定している。株式の売り持ち高を積極的に積み上げる投資家は少なく、日本企業の業績底入れを期待した買いも相場を下支えしそうだ。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比30円高の2万2520円だった。

 
【好材料銘柄】
 
■フェスタリアホールディングス<2736>
今期経常は2.3倍増益へ。
 
■CARTA HOLDINGS <3688>
今期経常を40%上方修正。
 
■三信電気<8150>
上期経常を一転91%増益に上方修正。
 
■ギフト<9279>
今期配当を5円増額修正。また、東証1部への市場変更申請準備を開始。形式要件の充足を図るため、15万株の立会外分売を実施する。
 
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>
ユビエンス社と眼科疾患などを対象にした標的タンパク質分解誘導薬の創出で共同研究契約を締結。
 
■オンコリスバイオファーマ<4588>
がんのウイルス療法「テロメライシン」の先駆け審査指定制度の指定内容について、4月にライセンス契約を結んだ中外製薬 <4519> に申請者を変更する。
 
■マックスバリュ東海<8198>
発行済み株式数(自社株を除く)の0.27%にあたる10万株(金額で2億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。また、9月売上高は前年同月比3.0%増と11ヵ月ぶりに増収となった。
 
■システム・ロケーション<2480>
今期経常を16%上方修正・13期ぶり最高益更新へ。
 
■イートアンド<2882>
貸付投資「Funds(ファンズ)」を運営するクラウドポートと業務提携。Funds上での外食初のファンド募集を目指す。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】

【国内】
17(木)
9月首都圏マンション発売(11:30)
5年国債入札
 
【海外】
EU首脳会議(〜10/18)
米9月住宅着工件数(21:30)
米10月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米9月鉱工業生産指数(22:15)
米5年インフレ連動国債入札
《米決算発表》
ハネウェル・インターナショナル、スナップオン、モルガン・スタンレー、フィリップモリス、ユニオン・パシフィック
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 
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