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NYダウ続落し22ドル安 FRB議長証言控え様子見
【市況】NYダウ続落し22ドル安 FRB議長証言控え様子見

9日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比22ドル65セント安の2万6783ドル49セントで終えた。
朝方は利下げ観測の後退を受けた売りが先行したが、引けにかけて下げ渋った。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を10〜11日に控えて様子見ムードが強く、相場は方向感に乏しかった。
 
5日発表の米雇用統計が順調な雇用増を示し、市場では大幅な利下げ観測が後退している。
ドイツの化学大手BASFは8日、米中貿易摩擦の長期化などを理由に、2019年の収益見通しを下方修正した。特殊要因を除いた税・利払い前利益(EBIT)は従来予想の前年比1〜10%増から最大30%減へ引き下げた。また、一部金融機関が中国の景気減速懸念などを背景に米工業・事務製品大手スリーエムの投資判断を引き下げたため、市場では来週から発表が本格化する米企業決算への懸念が台頭、化学株を中心に売りが膨らんだ。ダウ平均は午前中に一時140ドル安を付けた。
 
ただ、パウエルFRB議長が議会証言で、利下げについてどう発言するのかを見極めたい市場参加者が多く、売りは続かなかった。前日に下落したゴールドマン・サックスなどの金融株が持ち直した。IT大手シスコシステムズによる通信機器メーカー、アカシア・コミュニケーションズの買収などを好感し、ハイテク株は上昇した。
バイオ製薬株や半導体株の一角にも押し目買いが入った。ダウ平均は取引終了直前に小幅高に転じる場面もあった。
 
セクター別では、メディアや小売が上昇する一方で素材や電気通信サービスが下落した。
 
ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、同43.346ポイント高の8141.728で終えた。アマゾン・ドット・コムやフェイスブックなど大型株が総じて上昇した。
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
26,783.49−22.65
S&P500種
2,979.63+3.68
ナスダック
8,141.728+43.346
NY金(ドル/トロイオンス)
1,400.50+0.50   
NY原油(ドル/バレル)
58.49+0.66
円・ドル
108.86 - 108.87+0.05
 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は小幅続落した。
9月物は前日比85円安の2万1500円で引け、9日の大取終値を10円下回った。
前週発表になった米雇用統計を受け早期利下げ期待が薄れており、上値の重い展開になった。10〜11日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控え、発言内容を見極めたい向きが多い。
この日の9月物安値は2万1445円、高値は2万1655円。
 
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
21500 ( -10 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
21515 ( +5 )
( )は大阪取引所終値比
 



【欧州株式市場】


■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7536.47(−12.80)
FTSE100種総合株価指数は利益確定売りに押されて4日続落した。前日の終値に比べ12.80ポイント安の7536.47で引けた。構成銘柄の約6割が下落した。
 
アイルランド財務相が9日、英国の無秩序な欧州連合(EU)離脱は大きなリスクだと語った。合意なき離脱の混乱があらためて市場で意識され、売りが優勢だった。午後に一時上昇に転じる場面もあったが、鉱業とたばこ株の値下がりが株価指数を押し下げた。
 
個別銘柄では、上期の売上高が減少したソフトウエア開発のマイクロフォーカスは5%超下がった。投資会社のメルローズ・インダストリーズも4%超、下落した。欧州自動車業界の景況感の悪化に対する警戒感が高まり、メルローズの一部門に同業界に顧客が多いことが売りにつながった。アナリストが株価目標を引き下げた総合ヘルスケアのNMCヘルスの値下がりも大きくなった。
 
一方、石油と医薬品株は買われた。ネット専業スーパーのオカド・グループは5%超上がった。上期利益は大幅減となったものの、通期は市場予想の水準に達するとの見通しを示したことが買いを誘った。英ガス・電力大手セントリカは1.2%高、英金融大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は1.1%高、英中古車販売サイトのオートトレーダー・グループは1.0%高と好調だった。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 12436.55(−106.96)
ドイツ株式指数(DAX)は3日続落した。終値は前日と比べて106.96ポイント安の12436.55だった。
 
個別では、米政府が人工透析に対する医療支出の削減策を近く明らかにすると伝わり、透析器大手のフレゼニウス・メディカル・ケアが5%超下がった。化学のBASFも下げ幅が大きくなった。米中貿易摩擦の影響で、通期の営業利益が30%減少するとの見通しを示したことが響いた。ドイツ銀行は前日に引き続き大幅安となった。
一方、上昇したのは、不動産のボノビアなど5銘柄だけだった。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5572.10(−17.09)
 
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