兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
「第一義」
「第一義」
 
「第一義」
 
水曜のNY株式市場で主要3指数は終日不安定な展開の中、揃って小幅反落。
相変わらず材料は追加経済対策の行方。
民主党のペロシ下院議長は「合意に至る可能性はまだ残されている。
議会通過は大統領選後になる可能性がある」とコメント。
ただペロシ氏の報道官は「きょうの話し合いで法案の実現にさらに近づいた」とした。
協議は22日も継続。
市場が政争に右往左往させられているだけのことに映る。
写真・動画共有アプリ「スナップチャット」を展開するスナップは好業績を背景に28%急伸。
フェイスブックは4%、ツイッターは8%上昇した。
一方、追加経済対策を巡る期待から国債は売られた。
10年債利回りは一時0.836%と6月9日以来の高水準を付ける場面があった。
地区連銀経済報告(ベージュブック)のコメント。
「各地区とも見通しはおおむね楽観的かポジティブだが、かなりの不確実性を伴う」と曖昧模糊。
市場への影響はほぼなく通過。
10年国債利回りは0.820%。
2年国債利回りは0.149%。
ドルは対円で4週間ぶりの安値を更新し104円台半ば。
「実質金利はG10の中で日本が一番高い」という声まで聞こえてきた。
SKEW指数は124.38(前日125.31)。
19日連続の130ポイント割れ。
恐怖と欲望指数は58→65。
 
水曜のNYダウは97ドル安の28210ドルと反落。
NASDAQは31ポイント安の11484ポイントと反落。
S&P500は7ポイント安の3435ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は135ポイント高の11725ポイントと反落。
SOX指数は0.78%安の2367ポイントと7日続落。
VIX指数は28.65。
3市場の売買高は88.4億株(直近20日平均は91.4億株)。
225先物CME円建ては大証比日中100円安の23550円。
ドル建ては大証日中比80円安の23570円。
ドル円は104.56円。
10年国債利回りは0.820%。
2年国債利回りは0.149%。
 
水曜の日経平均は寄り付き52円高。
終値は72円安の23639円と反発。
一時23700円台まで上昇した場面もあったがそこから上が重い。
前場の値幅が91円。
後場は縮小し46円。
日足は2日ぶりに陽線。
SQ値23724円に対して終値ベースで9敗。
TOPIXも反発。
新興2指数はマチマチ。
東証1部の売買代金は1兆8718億円と増加したものの8日連続の2兆円割れ。
昨年8月以来の連続記録。
値上がり1553銘柄(前日536銘柄)。
値下がり552銘柄(前日1593銘柄)。
新高値68銘柄(前日60銘柄)。
新安値2銘柄(前日12銘柄)。
騰落レシオは98.92(前日99.27)。
NTレシオは14.44倍(前日14.50倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩上がりの25日線(23428円)からは△0.90%。
12日連続で上回った。
右肩上がりの75日線は23031円。
横ばいの200日線(22006円)からは△7.42%。
右肩下がりの5日線(23559円)から△0.34%。
3日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.598%(前日▲17.008%)。
買い方▲6.895%(前日▲7.821%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲17.272%(前日▲17.204%)。
買い方▲14.375%(前日▲13.192%)。
空売り比率は37.7%(2日ぶりの40%超:前日41.3%)。
空売り規制なしの比率は5.9%(前日7.2%)。
Quick調査の10月16日時点の信用評価損率は▲12.42%。
(前週▲10.07%)。
2週ぶりの悪化。
10月16日時点の裁定売り残は947億円減の1兆9153億円。
(当限は1兆8556億円)
7週ぶりの減少。
同裁定買い残は204億円減の4383億円。
(当限は3159億円)。
5週ぶりに減少。
日経HVは11.6、日経VIは22.03。
日経平均採用銘柄の予想PERは22.77倍(前日22.59)。
前期基準では18.07倍。
EPSは1038円(前日1043円)。
225のPBRは1.11倍。
BPSは21296円(前日21424円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.39%(前日4.43%)。
配当利回りは1.93%。
東証1部全銘柄だと予想PERは25.02倍。
前期基準では19.92倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.23倍。
ドル建て日経平均は224.52(前日223.32)。
東証1部単純平均株価は12円安の2223円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は1984円(前日1878円)
東証1部時価総額は626兆円(前日621兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比100円安の23550円。
高値23675円、安値23510円。
225先物大証夜間取引終値は日中比100円安の23550円。
気学では「一方に偏して動く。足取りに付くを良しとす」。
金曜は「下寄りしたら買い狙いの日。上放れたら見送れ」。
ボリンジャーのプラス1σが23607円。
プラス2σが23786円。
一目均衡の雲の上限が23061円。
55日連続で雲の上。
白くねじれた勝手雲の上限は23418円。
下限は23338円。
13日連続で勝手雲の上。
RSIが64.17。
RCIが72.25。
SQ値23724円が「見果てぬ夢}。
ドル円の104円台が重荷。
 
《今日のポイント10月22日》
 
(1)NY株式市場で主要3指数は終日不安定な展開の中揃って小幅反落。
   SKEW指数は124.38(前日125.31)。
   19日連続の130ポイント割れ。
   恐怖と欲望指数は58→65。
 
(2)ダウ輸送株指数は135ポイント高の11725ポイントと反落。
   SOX指数は0.78%安の2367ポイントと7日続落。
   VIX指数は28.65。
   3市場の売買高は88.4億株(直近20日平均は91.4億株)。
 
(3)東証1部の売買代金は1兆8718億円と増加したが8日連続の2兆円割れ。
   昨年8月以来の連続記録。
   新高値68銘柄(前日60銘柄)。
   新安値2銘柄(前日12銘柄)。
   騰落レシオは98.92(前日99.27)。
 
(4)右肩上がりの25日線(23428円)からは△0.90%。
   12日連続で上回った。
   横ばいの200日線(22006円)からは△7.42%。
   右肩下がりの5日線(23559円)から△0.34%。
   3日連続で上回った。
 
(5)空売り比率は37.7%(2日ぶりの40%超:前日41.3%)。
   Quick調査の10月16日時点の信用評価損率は▲12.42%(前週▲10.07%)。
   2週ぶりの悪化。
   10月16日時点の裁定売り残は947億円減の1兆9153億円。
   7週ぶりの減少。
   同裁定買い残は204億円減の4383億円。
   5週ぶりに減少。
 
(6)ボリンジャーのプラス1σが23607円。
   プラス2σが23786円。
   シカゴ225先物終値は大証日中比100円安の23550円。
   高値23675円、安値23510円。
   SQ値23724円が「見果てぬ夢}。
   ドル円の104円台が重荷。
 
今年の曜日別勝敗(10月22日まで)

月曜20勝18敗
火曜22勝17敗
水曜19勝21敗
木曜16勝23敗
金曜18勝21敗。
 
事の本質でない枝葉の部分をデフォルメして動く。
世界経済を論じる市場の風潮の中で話題は世界ながら中身は枝葉末節。
事の本質を離れて周辺をアレコレと論じるばかりに映る。
言い換えればマクロが好きなのに話題はミクロといった印象だ。
しかも、過去からの延長戦が多く、未来は少ない。
「過去に饒舌、未来に寡黙」というのは市場の常だが、それでも違和感は残る状況だ。
一番の本質は「コロナ禍」からの脱却だろうが半年もにわか専門家として論じると飽きる。
目先をコロコロと転じるためには細部に入り込んだ目くらましが必要なのかもしれない。
トランプ氏だろうとバイデン氏だろうと、このコロナからの脱却は第一義の筈。
それでもその論点は忘れ去り、投票方法や州ごとの勝敗確率はクローズアップされる。
おかしいと思いながらも、その風潮に付和雷同。
歌を忘れたカナリアのような印象だ。
何が起きてどうなってどの銘柄が上がるのか。
それはトランプ氏とバイデン氏の争いではなかろう。
罫線のなかにも過去のデータの中にも答えはないような気がする。
些末を離れて本質へ。
意味のない結論の出ないエンドレスな言葉の応酬よりも大切なものがある。
曖昧化された「全体」よりも具体的な「個」の重要性が再認識されるべきだろう。
全体は間違っても非難は少ないが、個で見間違えると非難の度合いは大きい。
そんな自己保身的な相場予見など実は当たらないのではなかろうか。
個別を語らずして全体は見えない。
自己保身と自己防衛に長けた市場関係者のコメントの呪縛からは離れたいものである。
もっとも・・・。
それでも銭ゲバチックな「あなただけの」というような謳い文句の「情報」よりはマトモかも知れないが・・・。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
アイリッジ(3917)・・・動兆
 
アイリッジに注目する。
同社は集客、販促のアプリ開発・施策展開。
集客アプリの既存案件は月額課金増や単価上昇。
地域通貨関連に期待感。
 


(兜町カタリスト櫻井)
a