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黒田総裁の発言で円安に
【為替】黒田総裁の発言で円安に
[概況]
 
19日の東京外国為替市場は、円売りが優勢だった。背景には黒田日銀総裁の発言が挙げられる。この日、黒田総裁は衆議院財務金融委員会に出席し、答弁のなかで「為替で経済物価に影響が出ても目標達成に必要となれば、追加緩和を検討する」ことを明かした。
 
外国為替市場はこの追加緩和を示唆する発言に円売りで反応し、米ドル円は110.40円台から110.70円台へ水準を切り上げた。米ドル円は東京時間終盤にはやや弱含むも、欧州時間に入ると再び買いが優勢で、本日の高値110.755円まで上昇している。この後は、連休から明けるNY市場の動向に注目だ。
 
手掛かりとなる材料としては、協議の継続で進展が期待される米中貿易交渉の動向や、国家非常事態宣言によって台頭する米国の政治リスクが挙げられる。これらの関連する報道が伝わるようであれば、この後の米ドル円は神経質な値動きが予想される。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]


 
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