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102円安スタート、米ハイテク株安が重荷
【市況】東京株式(寄り付き)=102円安スタート、米ハイテク株安が重荷
【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比102円81銭安の2万9152円74銭。
 
前日の米国株市場では好調な企業決算発表を背景に景気敏感株中心に買いが入り、NYダウが続伸、一時過去最高値を上回るなど強調展開をみせた。S&P500指数も上値追いが続いている。
ただ、米10年債利回りの上昇を警戒して大手ハイテク株の一角が利食われ、ナスダック総合指数は小幅にマイナス圏で引けており、強気一辺倒の地合いではなかった。これを受けて東京市場でも、ハイテク株の上値は重く全体相場は売り買い交錯の展開となりやすい。原油価格高騰が続いているほか、ビットコイン価格が過去最高値を記録するなどで関連銘柄には追い風となるが、国内に買い手掛かり材料は乏しく、日経平均の動きは鈍そうだ。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=114円台の前半(20日は1ドル=114円34−36銭)、1ユーロ=133円台の前半(同132円91−95銭)で取引されている。
 
東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ファーストリテ、任天堂、ソニーG、リクルートHD、村田製、神戸物産、SUMCO、川崎汽船、キヤノン、ルネサス、オムロンなどが下落。一方、NTT、KDDI、JR東海、ベイカレント、川崎重、INPEX、日産自、コマツ、アステラス薬などが上昇している。
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