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「NYダウは13週連続の週明け高」
「NYダウは13週連続の週明け高」


「NYダウは13週連続の週明け高」
 
週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
NYダウは46ドル高と6日続伸。
一方NASDAQは87ポイント安と8日ぶりの反落。
7月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月から176万3000人増加。
予想予想の160万人増を上回った。
ただ過去最大となった前月の479万1000人からは大きく鈍化。
「景気後退(リセッション)からの回復が失速している」と解釈された面もある。
失業率は10.2%(市場予想は10.5%)。
政権と民主党指導部による追加のコロナ対策を巡る協議は物別れに終わった。
民主党側は、これまで求めてきた3兆ドル規模の経済対策を1兆ドル減額して歩み寄りを示したが、政権側が拒否。
第2四半期の企業決算は、これまでに決算を発表したS&P500企業のうち8割強が、見通しの大幅な引き下げに伴い予想を超える結果。
見通しの上振れ率は22.5%と過去最高を記録した。
10年国債利回りは0.565%。
2年国債利回りは0.129%。
雇用統計を受けてドルは上昇。
ドル円は105円台後半。
SKEW指数は139.75と低下。
恐怖と欲望指数は73→72。
 
週間ベースでNYダウは33.8%高、3週ぶり反発。
NASADQは2.5%高、2週続伸。
S&P500は2.5%高、2週続伸。
 
週明けのNY株式市場でNYダウは357ドル高と7日続伸。
約5か月半ぶりの高値水準を回復した。
一方NASDAQは42ポイント安と2日続落。
マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックの下落に押された。
S&P500は9ポイント高の3360ポイント。
「バリュー株を買う動きが再び見られ始めた。
ハイテク大手の比率が高いS&P500を抑制しやすい。
ただ、こうした動きはここ数年長く続いていない。
株式の放棄というよりグロース株の調整だろう」という見方だ。
トランプ米大統領は失業保険給付の上乗せなど追加の新型コロナ経済対策を実施する大統領令に署名。
ムニューシン財務長官はコメント。
「野党民主党の主張が合理的であればトランプ政権と議会は今週中にも追加の新型コロナ経済対策で合意できる」。
これらは好材料視された。
債券利回りは上昇(価格は下落)。
10年国債利回りは0.578%。
2年国債利回りは0.130%。
米中の対立激化がドル買いを後押しした格好。
ドル円は106円を挟んだ動き。
SKEW指数は137.50と低下。
恐怖と欲望指数は72→74。
 
「25日線復活期待の3連休明け」
 
週末の日経平均は寄り付き15円高。
終値88円安の22329円と3続落。
日足は2日連続の陰線。
下落幅は200円を超えた場面もあった。
ただ短期筋の売りも一巡観測。
下はボリンジャーのマイナス1σ(22250円)がサポート。
「NYの週初高が脳裏をかすめた」との見方もある。
金曜は7月10日から4連敗。
週間では2.9%(619円)の上昇。
週足は陽線。
13週線(22042円)や52週線(21846円)がサポートだ。
東証1部の売買代金は2兆2781億円と2日ぶりに2兆円超。
値上がり908銘柄(前日852銘柄)。
値下がり1183銘柄(前日1251銘柄)。
新高値27柄(前日42銘柄)。
新安値17銘柄(前日6銘柄)。
騰落レシオは89.77(前日85.43)。
6月29日以来29日連続の2ケタ。
NTレシオは14.44倍に低下(前日14.46)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
右肩上がりの25日線(22521円)からは▲0.85%。
2日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は21680円。
1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月20日か21日。
ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
横ばって来た200日線(21978円)から△1.60%。
右肩上がりに転じた5日線(22406円)から▲0.34%。
4日ぶりに下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.735%(前日▲1.734%)。
買い方▲10.801%(前日▲10.558%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲25.207%(前日▲2.075%)。
買い方▲19.036%(前日▲19.231%)。
空売り比率は40.0%(2日連続の40%超:前日41.6%)。
空売り規制なしの比率は6.8%。
日経HVは18.9、日経VIは21.50。
日経平均採用銘柄の予想PERは20.18倍(前日19.37倍)。
前期基準では17.43倍。
EPSは1106円(前日1157円)。
7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
暫定PERは20.17倍。
計算上のEPSは1107円。
225のPBRは1.06倍。
BPSは21065円(前日20951円)。
225先物採用銘柄の益回りは4.96%(前日5.16%)。
配当利回りは2.07%。
東証1部全銘柄だと予想PERは22.14倍。
前期基準では18.60倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.17倍。
ドル建て日経平均は211.62(前日212.74、12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は10円安の2051円。
(2019年末2327円、2018年末2077円、2017年末2946円)。
売買単価は1915円(前日1848円)。
東証1部の時価総額は590兆円(前日592兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比155円高の22495円。
高値22520円、安値22325円。
8日の大証夜間取引終値は日中比110円高の22450円。
気学では「戻り売り方針の日」。
水曜は「目先のポイント日」。
木曜は「高下激しく波乱する日」。
金曜は「急騰することあり。吹き値は利食いのこと」。
ボリンジャーのプラス1σが22788円。
マイナス1σが22254円。
一目均衡の雲の上限が22248円。
5日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22670円で下限は22502円。
2日連続雲の下。
勝手雲は14日に黒くねじれる。
RSIが41.34。
RCIが15.11。
25日線復活期待の3連休明け。
 
《今日のポイント8月11日》
 
(1)NYダウとS&P500は7日続伸。
   週明けのNYダウは13連勝。
   NASDAQは続落。
   ダウ輸送株指数は288ポイント高の10864ポイントと9日続伸。
   SOX指数は0.03%高と4日ぶりの反発。
   VIX指数は22.13。
 
 
(2)右肩上がりの25日線(22521円)からは▲0.85%。
   2日連続で下回った。
   右肩上がりの75日線は21680円。
   1日40円程度の上昇だから200日線を上抜くのは8月20日か21日。
   ちょうどイスラムヒジュラ暦の新年の時期。
   右肩上がりに転じた5日線(22406円)から▲0.34%。
   4日ぶりに下回った。
 
 
(3)騰落レシオは89.77(前日85.43)。
   6月29日以来29日連続の2ケタ。
   NTレシオは14.44倍に低下(前日14.46)。
   サイコロは3勝9敗で25.00%。
 
 
(4)空売り比率は40.0%(2日連続の40%超:前日41.6%)。
 
 
(5)日経平均採用銘柄の予想PERは20.18倍(前日19.37倍)。
   EPSは1106円(前日1157円)。
   7月1日時点は1239円、7月31日時点は1212円だった。
   暫定PERは20.17倍。
   計算上のEPSは1107円
 
 
(6)ボリンジャーのプラス1σが22788円。
   マイナス1σが22236円。
   一目均衡の雲の上限が22191円。
   4日連続で雲の上。
   黒い勝手雲の上限は22651円で下限は22502円。
   3日ぶりに雲の下。
   勝手雲は14日に黒くねじれる。
 
 
今年の曜日別勝敗(8月7日まで)

月曜14勝14敗
火曜16勝13敗
水曜13勝16敗
木曜12勝18敗
金曜13勝16敗。
 
週間ベースで日経平均株価は2.9%高。
TOPIXは3.4%高、3週ぶり反落。
東証マザーズ指数は88.0%高。
日経ジャスダック平均は2.0%高。
東証2部指数は3.9%高。
東証REIT指数は0.4%高。
それぞれ2週ぶりの反発。
 
金曜のNYダウは45ドル高の27433ドルと6日続伸。
NASDAQは87ポイント安の11010ポイントと8日ぶりに反落。
S&P500は2ポイント高の3351ポイントと6日続伸。
ダウ輸送株指数は245ポイント高の10576ポイントと8日続伸。
SOX指数は1.18%安と3日続落。
VIX指数は22.21。
3市場の売買高は97.8億株(過去20日平均は104億株)。
225先物CME円建ては大証日中比90円安の22430円。
ドル建ては大証比日中比110円高の22450円。
ドル円は105.91円。
10年国債利回りは0.565%。
2年国債利回りは0.129%。
 
週明けの金曜のNYダウは357ドル高の27791ドルと7日続伸。
週明け13連勝。
NASDAQは42ポイント安の10968ポイントと続落。
S&P500は9ポイント高の3360ポイントと7日続伸。
ダウ輸送株指数は288ポイント高の10864ポイントと9日続伸。
SOX指数は0.03%高と4日ぶりの反発。
VIX指数は22.13。
3市場の売買高は97.6億株(過去20日平均は103億株)。
225先物CME円建ては大証日中比155円安の22495円。
ドル建ては大証比日中比175円高の22515円。
ドル円は105.95円。
10年国債利回りは0.578%。
2年国債利回りは0.130%。
 
土曜日の朝。
庭でカナヘビに遭遇。
カナヘビは縁起がいいサイン。
トカゲからのメッセージは「今すぐに行動しなさい」。
「神の遣いでもあるトカゲに遭遇した時、幸運はすぐそこまできています」という言葉もある。
 
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(兜町カタリスト櫻井)
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