上昇も上値は重いか、米ドル円。
【為替】上昇も上値は重いか、米ドル円。
|
19日の東京外国為替市場は、米ドル円が上昇した。
上昇の理由は、米中の貿易対立を巡る報道だ。
詳しくは、本日ムニューシン米財務長官が中国と電話協議を予定しているという報道である。
これを受けた外国為替市場は米中通商協議の進展期待が高まり、米ドル円は水準を107円半ばまで押し上げた。
米ドル円は中盤以降も堅調に推移し高値を107.720円とした。
さて、この後の米ドル円だが、次第に上値が重くなると予想する。
なぜなら、昨日に米当局者から金融政策に対するタカ派的な発言が相次ぎ、7月のFOMCで0.50%の利下げ観測が台頭してきているからだ。
抵抗帯としては、20日移動平均線(108.00円近辺)を想定したい。
[提供:カネツFX証券株式会社]