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もみあい展開か

もみあい展開か
24日の日経平均が大幅続伸。終値は前日比320円高の2万6491円だった。
前日の米株高で序盤からじわじわと買いが入り緩やかに上げる展開。原油先物(WTI)の下落や米金利の低下もあってコストプッシュインフレへの警戒が少しは後退したようだ。朝方に発表された5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)が前年同月比2.1%上昇したが、高めの数値だったもののほぼ想定内で市場の反応はなし。値ガサハイテク株への買いで終日堅調に値を戻していった。
日経平均終値は2万6491円で、前週末528円高でした。
 
今週の日経平均は一時2万5500円台の安値まで売られはしたものの最終的には反発して終えたので、目先的な下値は形成できたと考える。
 
今年の日経平均の週足チャートを見ると2万6000円台以下で推移する場面が比較的少なく、2万6000円辺りがちょっとした下値抵抗ゾーンとなっているよう。
ただ、インフレと金融引き締めが強く、長くなりそうなため、再三つけるこの安値ゾーンが本当の底値となるかは疑問。
 
来週は、もみあい展開か。
日経平均は今週、5月の安値を下回ったものの、そこで切り返して2万6500円近辺まで水準を切り上げた。
米国株式や長期金利のほか、為替や原油価格もまだ不安定な動きは続きそうではある。
しかし、日本株はそれらに上手くアジャストして、それぞれの局面で買える銘柄・業種が強い動きを見せることで、良好な地合いを維持すると予想する。3月期決算企業の配当支払いがピークを迎え、再投資期待も高まりやすいタイミング。多少の値動きの荒さは許容しつつ、戻り基調が継続するだろう。
市場の関心ごとは欧米や日本の景気後退が起きるのか、起きた場合の規模はどの程度なのかといったところにあります。答えが出るには時間のかかることなので、今しばらくは2万6000円台でもみ合い展開か。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
 
27882.37  200日移動平均線
27691.51  ボリンジャー:+1σ(25日)
27496.25  ボリンジャー:+1σ(13週)
27122.51  26週移動平均線
27034.95  均衡表基準線(週足)
26977.18  25日移動平均線
26976.22  13週移動平均線
26954.99  均衡表転換線(週足)
26954.99  均衡表基準線(日足)
26830.72  75日移動平均線
26629.86  新値三本足陽転値
26510.28  均衡表雲上限(日足)
26502.51  均衡表雲下限(日足)
 
26491.97  ★日経平均株価24日終値
 
26456.20  ボリンジャー:-1σ(13週)
26317.01  ボリンジャー:-1σ(26週)
26262.85  ボリンジャー:-1σ(25日)
26233.97  均衡表転換線(日足)
26132.22  6日移動平均線
25936.17  ボリンジャー:-2σ(13週)
25548.52  ボリンジャー:-2σ(25日)
25511.52  ボリンジャー:-2σ(26週)
25416.14  ボリンジャー:-3σ(13週)
24834.19  ボリンジャー:-3σ(25日)
 
 
 
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