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値上がり優勢、好決算銘柄に買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、好決算銘柄に買い

 
東証グロース市場は値動きの軽さを好感した買いが集まり、堅調に推移した。東証マザーズ指数、グロースCoreはいずれも続伸で終わった。東証マザーズ指数の終値は前日比10.65ポイント高い792.66で、高値引けとなった。
約2カ月ぶりの高値水準だった。7日の米株高を受けて国内のグロース銘柄にも買いが入った。好決算を発表した銘柄にも資金が向かった。
朝方には下げる場面もあった。グロース銘柄はこのところ上昇が目立っていたため、利益確定売りも出やすかった。
 
東証グロース市場では4〜12月期決算が好感されたサンクゼールが上昇した。タスキも上昇した。CANBASは続伸、EDPは堅調、M&A総研は反発した。半面、セキュアは大幅反落、monoAIは続落、ELEMENTSは大幅続落だった。
値上がり銘柄数280、値下がり銘柄数200と、値上がりが優勢だった。
 
市場では「日経平均株価がグローバル企業の決算の影響を受けたり、為替の円高を嫌気したりする中、国内で事業展開する企業に個人投資家の目が向いている可能性がある」との声が聞かれた。
 
個別では、ビープラッツ、免疫生物研究所、noteがストップ高。トリプルアイズは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、タスキ、クリアル、アドバンスト・メディア、ボードルアなど15銘柄は昨年来高値を更新。ジェイテック、エッジテクノロジー、テクノロジーズ、pluszero、ブレインズテクノロジーが買われた。
 
 一方、ニフティライフスタイル、サイフューズ、プレミアアンチエイジング、リニューアブル・ジャパンが昨年来安値を更新。セキュア、バリュエンスホールディングス、ビーマップ、ELEMENTS、トラース・オン・プロダクトが売られた。
 
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