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良好、中国の経済指標。
【為替】良好、中国の経済指標。
[概況]

15日の東京外国為替市場は、豪ドル円が上昇した。理由は、豪州と貿易関係で結びつきが強い中国の良好な経済指標だ。この日発表された中国の経済指標は、第2四半期GDP、6月小売売上高、6月鉱工業生産だった。
 
詳細はGDPが予想通りの結果(6.2%)で、前回(6.4%)から成長が鈍化してしまうも、他の2つは予想を大幅に上回る結果となる(小売売上高 結果:9.8% 予想:8.5% 鉱工業生産 結果:6.3% 予想:5.2%)。これを受けた豪ドル円は急上昇し、高値を76.040円とした。しかし、欧州時間に入ると利益確定と思われる動きが強まり、現在は75.800円近辺まで沈んでいる。
 
さて、この後の豪ドル円の動きを予想すると、本日の高値付近まで戻る可能性はあるかもしれないが、それ以上の上昇は難しそうだ。なぜなら、同価格帯には一目均衡表の雲の下限という厚い抵抗線が位置しているからだ。一方、下値は5日移動平均線(75.60円近辺)と予想する。


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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