兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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「10年前」
「10年前」
「10年前」
 
ちょうど10年前に頂戴した老練な元大手証券マン氏からのメール。
「相場。底は打ったと思う。ピンと来た。チャンス到来!
(1)夏までは気持ちも金縛りだった。
(2)政治、中国問題も含めてこれ以上悪い材料はもう出ない。
(3)景気は足もとは改善傾向と見ている。
(4)10月、12月と二段階に分けて買いたい。一回は買ってみるチャンス。
(5)デフレでも良いと思う投資家の気持ちが和んでくるのは年末と見ている。
又、間違いか」。
業界人の強気は反対指標になることが多いものだが・・・。
「又、間違いか」との括りは疑念を持った強気に映る。
 
そして10年前に考えていたこと。

このところ脳裏を離れないのは「どうして東証にはぐるぐる回る金魚鉢しかないのだろう」。
もちろん1983年には場立ちさんの喧騒があった。
今は目もくらむほどの静かな立会い。
少なくともパソコン画面の中に「市場の雰囲気やムード」などほとんどない。
この際、セレモニー的な一部の立会い復活、ゲキタクのセリ売買復活を真剣に訴えようかと思う。
築地だってマグロのセリにあれだけ多くの人が毎日訪れている。
その意味では兜町に人が増えるに違いない。
NYでされセレモニー的に立ち会っている。
たぶん障壁は裁定取引のしにくさ。
板を読むのに時間がかかり、タイムラグも生じるから裁定業者は嫌がるだろう。
しかし、所詮彼らはマーケットを賭場としか考えていない人が多い。
刹那的なギャンブル的投資は市場の本筋ではない筈。
嫌なら退場してもらっても構わないという覚悟があれば可能だろう。
流動性が低下するという反対意見はあろうが、そんな流動性はむしろいらないのではなかろうか。
国内投資家をある意味犠牲にして、外国人ギャンブラーに迎合する必要はなかろう。
グローバルスタンダードが絶対不可侵の無誤謬でないことはリーマンショックで経験済みのこと。
「貯蓄から投資へ」の美辞麗句はむしろ「限られた人のための本物の投資へ」に変えた方が良いかも知れない。
 
そして・・・。
東銀座の万年橋際の築地川銀座公園で一服していたら東北の空に東京スカイツリーの姿。
都の北東にあれだけのヤリみたいなもの作ると風水的にはどうなのだろうか。
そもそも北東の丑寅の方向は鬼門で鬼の出入り口。
鬼避けの役目を果たしてくれるのだろうか。
「分家を鬼門の方に出すと本家が成りたたぬ」という俗説もあるらしいが・・・。
 
いろいろ振り返ってみると因果応報や因縁が結構あるもの。
 
 
《兜町ポエム》
 
「愛しの225」
 
泣かされたこともるいくら下げてもなお
戦う気持ちがあればいいのさ
スガノミクスだ これでいつものMarket
225 my love so sweet
 
株価がもしも覚めて値を見りゃつれなくて
人に言えず評価損だけがつのれば
上値に詰まるようじゃ相場おわりね
225 my love so sweet
 
上ってもっとbaby 無邪気にon my mind
動いてもっとbaby 素敵にin your sight
誘い模様の板見える
225 my love so sweet
 
材料がもしもどこかの遠くへ行き失せても
今までしてくれたことを忘れずにいたいよ
もどかしさも相場にゃ程よくいいね
TOPIX my love so sweet
 
上ってもっとbaby 無邪気にon my mind
動いてもっとbaby 素敵にin your sight
戻り混じりの明日なら
TOPIX my love so sweet
 
(櫻井)
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