米ドル円は米2QGDP受け軟調
【為替】米ドル円は米2QGDP受け軟調
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29日、欧米時間の外国為替市場の米ドル円は軟調に推移し109円台半ばを中心に取引された。この日米時間の朝方発表された第2四半期の米GDP速報値は前期比年率換算で6.5%増と、予想の8.4%増を下回ったことがドルの重石となった模様。
ただ、個人消費が予想を上回る11.8%増となったほか企業の設備投資も堅調だったことから、悲観的な反応はみられず、ドルの下値も限定的なものとなったようだ。
テクニカル面で米ドル円は、足元で切り上がった一目均衡表の転換線(109.717)を実線が下抜ける格好に。さらに雲の下限(109.300)に接近していることから、同線がサポートとなるか注視したい。
[提供:AIゴールド証券株式会社]