今週はドルが更に上値を伸ばす事が出来るかどうかに注目
【為替】今週はドルが更に上値を伸ばす事が出来るかどうかに注目
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先週末20日は東京時間に米国の上院が2018年度の予算決議案を可決したとのニュースが入ってドルは急騰し、113円台に乗せたあともNY市場に入り発表された米経済指標の予想を上回る結果に、NY株式市場は3市場とも上昇して、ダウは5日連続の最高値更新となった。
ドルは113円台に乗せたあとも大台を維持してNY市場を引け、今週の更なる上昇に期待を持たせるカタチとなった。
今週の米国は25日(水)にMBA住宅ローン申請件数、9月耐久財受注、8月住宅価格指数、9月新築住宅販売件数、26日(木)新規失業保険申請件数、27日(金)第3四半期GDP速報値、10月ミシガン大学消費者信頼感指数などが発表予定となっている。
また26日(木)はユーロ圏でECB政策金利の発表とドラギ総裁の会見が予定されており、ECBが緩和縮小に向けて何らかの決定を行うとの見方が出ている。
先月は其の期待にユーロが買われ、ユーロ/ドルは1.2ドル台に乗せる上昇となったが、今回はそれを踏まえ、更にスペイン・カタルーニャ独立問題もあった。
FECBは慎重な姿勢を示すのかどうか注目される。またFRB議長がイエレン現議長再任かタカ派(ドル高)の議長に代わるのかによってもドルは影響を受ける為、大きな流れはドル高と見ているが、上昇はゆっくりか。
[提供:カネツFX証券株式会社]