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NYダウ39ドル高 3日ぶり反発も様子見ムード
【市況】NYダウ39ドル高 3日ぶり反発も様子見ムード
 
8日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比39ドル73セント高の2万6486ドル78セントで終えた。
 
祝日で主要な米経済指標の発表がなく、市場参加者も少ない中、金利上昇を警戒したハイテク株の売りが週明けも続き、ダウ平均も下げて始まった。
アジア市場での中国株の急落や米中関係の悪化懸念を背景に、中盤にかけてはハイテク株を中心に売りが優勢となった。
一時は下げ幅を220ドル超に広げたが、一段の下値を探る材料に乏しく上げに転じて終えた。
 
前週に米長期金利が約7年ぶりの高水準を付け、株式の割高感が強まるとの見方が週明けも株式相場の重荷だった。8日はアルファベット傘下のグーグルで大規模な個人情報の流出が明らかになり、ハイテク株に対する投資家心理が一段と冷えた面もあった。
 
大型連休明けの中国・上海株が急落したのも、米株式への売りにつながった。米中の貿易摩擦が激化するとの懸念もあり「株高をけん引してきたハイテクなどの成長株から割安株に資金を移す動きが広がった」という。
 
8日はコロンバスデーの祝日で債券・為替市場が休場だった。株式市場でも休暇を取る参加者が多かったとみられ「薄商いで本来よりも下げが大きくなった」との見方がある。見直し買いが徐々に入ったほか、小売り最大手ウォルマートや薬局チェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アプライアンスといった消費関連の構成銘柄に買いが集まり、終盤にはプラス圏に浮上した。
 
ナスダック総合株価指数は3日続落し、前週末比52.498ポイント安の7735.949と8月1日以来ほぼ2カ月ぶりの安値で終えた。アルファベットやアマゾン・ドット・コム、画像処理半導体のエヌビディアなど主力株が総じて下げた。
 
セクター別では、食品・生活必需品小売や食品・飲料・タバコが上昇する一方でソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置が下落した。

個別では、電気自動車のテスラ(TSLA)は、SEC(米証券取引委員会)との和解後もイーロン・マスクCEOがツイッター投稿を継続しており、同社取締役会が十分に機能していないとの懸念から下落。検索大手のアルファベット(GOOGL)は、ソフトウエアの欠陥で個人情報流出の恐れがあった問題を半年間も隠ぺいしていたと報じられ、売られた。
 
一方で、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は、傘下のGEキャピタルによる数十件の投資資産を約10億ドルで投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントと売却合意し、上昇。食品のコナグラ・ブランズ(CAG)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移となった。
 
NYダウ工業株30種(ドル)
26,486.78+39.73
S&P500種
2,884.43−1.14
ナスダック
7,735.949−52.498
NY金(ドル/トロイオンス)
1,188.60−17.00
NY原油(ドル/バレル)
74.23−0.06
円・ドル
113.07 - 113.08   −0.76


 

【シカゴ日本株先物概況】


シカゴ日経平均先物は小幅続落した。
12月物は前週末比35円安の2万3625円で終え、5日の大阪取引所の終値を195円下回った。中国株安や米長期金利の上昇基調を背景に米株式とともに売りが先行した。その後はNYダウ工業株30種平均が上昇に転じたのを受け下げ幅を縮小した。
12月物の安値は2万3365円、高値は2万3805円だった。
東京株式市場が休場だったうえ、米国がコロンバスデーの祝日とあって市場参加者は限られた。
 
シカゴ日経225先物12月限 (円建て)
23625 ( -195 )
シカゴ日経225先物12月限 (ドル建て)
23655 ( -165 )
( )は大阪取引所終値比




【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 7233.33(−85.21)
FTSE100種総合株価指数は3日続落した。前週末5日の終値に比べ85.21ポイント安の7233.33と4月中旬以来、約5カ月半ぶりの安値水準で引けた。
 
中国株の急落とイタリア財政不安の再燃が重しとなった。石油株を中心に下落するなか、午後に入り鉱業株や金融株など幅広い銘柄に売りが広がり、株価指数は下げ幅を広げた。構成銘柄の約8割が下落した。
 
原油安を受けて石油株が終日売られ、指数の下げを主導した。金価格が下げ幅を拡大したことに伴い、鉱業株は全面安で引けた。なかでも
 
 
主な個別銘柄では、金関連のフレスニージョやランドゴールド・リソーシズの下落が目立った。イタリア株式市場で銀行株が大幅に下落した流れが波及し、銀行株が安かった。英金融大手バークレイズ2.3%安、同スタンダード・チャータード2.4%安など銀行株が軒並み軟調。午後にかけて保険株や資産運用株にも売りが広がった。投資会社のメルローズ・インダストリーズは約5%超安で引けた。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループも5.3%安と大幅に下落した。
 
半面、食品サービスのコンパス・グループなど食品関連株と公益事業株が上げた。衣料小売りのネクストが高かった。
 
 
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 11947.16(−164.74)
ドイツ株式指数(DAX)は大幅に4日続落した。終値は前週末5日と比べて164.74ポイント安の11947.16だった。
中国株の急落に加え、8日のドイツの8月鉱工業生産が市場予想を下回ったことも投資家心理を悪化させた。幅広い銘柄が売られ、構成銘柄の約9割が下落した。
 
個別では、オンライン決済サービスのワイヤーカードが12%安と、急落した。電力のRWEも安かった。
一方、不動産のボノビアなど4銘柄が上げた。
 
 
■フランス・パリ株価指数
CAC40 5300.25(−59.11)
フランスの株価指数CAC40は約1%下落した。
 
 
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