日経ジャスダック平均は9日続伸、買いが優勢
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は9日続伸、買いが優勢
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日経ジャスダック平均株価は9日続伸した。終値は前日比16円38銭高い3390円50銭で、3月3日以来、約2カ月半ぶりの高値をつけた。
朝方は、新興市場は利益確定売りが先行した。日経平均株価の上昇を背景に、個人投資家などの買いが優勢となった。
緊急事態宣言の全面解除を受けて、外出自粛の影響を受けやすいとして軟調だったアパレルなどの銘柄が買われた。半面、一部の巣ごもり消費やテレワーク関連銘柄には利益確定の売りも出た。全般は狭い値幅でのもみ合い展開となっていた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で609億円だった。売買高は1億9862万株。
値上がり銘柄数は412、値下がり銘柄数は216となった。
個別では、ジェイホールディングス、No.1、エコミックがストップ高。東洋合成工業、不二ラテックス、ヤマックス、ハーモニック・ドライブ・システムズ、ハマイなど7銘柄は年初来高値を更新。GFA、大日光・エンジニアリング、SAMURAI&J PARTNERS、日本テレホン、ザインエレクトロニクスが買われた。
一方、エヌジェイホールディングス、タカチホ、チエル、ドーン、ヨシタケが売られた。