【為替】米国の追加経済対策に対する期待や良好な米経済指標の結果を受け、米ドル買いか

[概況]

 
22日、欧米時間の外国為替市場において米ドル円は一時104.930円まで反発する展開となった。米国の追加経済対策を巡る協議について、民主党のペロシ下院議長が楽観的な見通しを示していることから期待感が高いようだ。加えて、米新規失業保険申請件数（予想:86.0万件　結果:78.7万件）や9月米中古住宅販売戸数（予想:630万件　結果:654万件）など米経済指標の結果が市場の予想を上回ったことなども好感され、米ドル買いに繋がっている。
 
テクニカル的には米ドル円は一目均衡表の転換線（104.872円）付近で推移していることから、まず同線を上抜けきれるか注目したい。仮に上抜けた際は上方に控える基準線（105.055円）付近を試す展開となりそうか。


[提供：カネツFX証券株式会社]