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「カッコよいのが良いのだろうか」
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カッコよいのが良いのだろうか」

「大幅反落」

木曜のNY株式市場で主要3指数揃って反落。
FRB当局者らが積極的な利上げを継続する姿勢を崩さず、債券市場で売りが再開した。
「FRBによる積極的なインフレ対策が米経済の足かせになるとの懸念」との解釈。
下落したことによる後付け解釈みたいなものだろう。
アップルとエヌビディアが4%超下落。
NASDAQ総合は6月半ばに付けた年初来安値に迫った。
S&P500は2020年11月以来の安値に下落。
今月8%超の下落となっており9月としては08年以来最悪のパフォーマンスとなる見通し。
テスラが6.8%安。
メタ・プラットフォームズは3.7%下落。
中古車販売のカーマックスは約25%の大幅安。
GMとフォード・モーターはともに5%超下落した。
ハリケーン「イアン」の影響でアメリカン航空などが2%超下落。
カーニバルは6.8%安。
第2四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は改定値と変わらず。
年率換算で前期比0.6%減となった。
第1四半期は1.6%減だった。
「リセッションには陥っていない」との解釈。
上院は12月16日までのつなぎ予算案を72対25票の賛成多数で可決した。
10月1日に新財政年度開始なので一部政府機関閉鎖の回避に向けて前進。
予算案は下院に送付される。
週間の新規失業保険申請件数は前週比1万6000件減の19万3000件。
5カ月ぶりの低水準となった。
市場予想は21万5000件だった。
週間継続受給件数は、前週比2万9000件減の134万7000件。
7月以来の低水準となった。
国債利回りは上昇。
背景はFRB幹部が相次いで積極利上げ方針を緩和する方向ではないと発言したこと。
2年債と10年債のが逆イールドは0.421%。
10年国債利回りは3.781%。
2年国債利回りは4.195%。
外為市場では英ポンドが上昇。
1日としては2020年3月以来の大幅な上昇率となった。
9月のユーロ圏景況感指数は急低下。
一方、9月のドイツ消費者物価指数(CPI)速報値は前年比10.9%上昇。
1996年の調査始以降で最高となった。
ECBが0.75%ポイントの追加利上げを実施するとの観測が強まっている。
ドル円は144円台前半。
WTI原油先物11月限は前日比0.92ドル安の81.23ドル。
ビッドコインは160ドル安の19405ドル。
SKEW指数は120.39→120.38→121.54。
恐怖と欲望指数は19→15。

木曜のNYダウは458ドル(1.54%)安の29225ドルと反落。
高値29513ドル、安値28997ドル。
寄り天の展開。
サイコロは3勝9敗。
NASDAQは314ポイント(2.84%)安の10737ポイントと3日ぶりに反落。
高値10899ポイント、安値10623ポイント。
サイコロは4勝8敗。
S&P500は78ポイント(2.11%)安の3640ポ゚イントと反落。
高値3687ポイント、安値3610ポイント。
サイコロ3勝9敗。
ダウ輸送株指数は199ポイント(1.60%)安の12257ポイントと3日ぶりに反落。
SOX指数は3.29%高の2347ポイントと3日ぶりに反落。
VIX指数は31.84と上昇。
3市場の合算売買高は116億株(前日117億株。過去20日平均は114億株)。
225先物CME円建ては大証日中比165円安の26175円。
ドル建ては大証日中比150円安の26190円。
ドル円は144.45円。
10年国債利回りは3.781%。
2年国債利回りは4.192%。

「昨日プライムの単純平均はマイナス」

木曜の日経平均は寄り付き107円高。
終値は248円(△0.95%)高の26422円と反発。
日足は4日ぶりに陽線。
配当権利落ち分223円を久々に即日埋めた。
水曜に空けたマドは27627円ー27467円。
木曜は27297円ー27197円にまたマドが空いて2空。
月曜は26995円ー26779円。
マドは3つ空いたが陰線3本で真ん中が陽線。
三空は陰線3本でのマドなので、厳密には「三空」ではない。
水曜に空けたマドは26523円ー26516円。
これは埋められなかった。
TOPIXは13.65ポイント(△0.74%)高の1868ポイントと反発。
こちらも権利配当落ちを即日埋めた。
日銀は6月17日以来70日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は7.02ポイント(△0.74%)高の961.62と反発。
東証マザーズ指数は2.38%高の704.84と反発。
プライム市場の売買代金は3兆2455億円(前日は3兆7248億円)。
値上がり1237銘柄(前日760銘柄)。
値下がり536柄(前日1011銘柄)。
新高値25銘柄(前日8銘柄)。
新安値47銘柄(前日183銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは86.76(前日80.28)と上昇。
NTレシオは14.14倍(前日14.11倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
下向きの25日線(27681円)からは▲4.55%(前日▲5.72%)。
10日連続で下回った。
下向きの75日線は27416円。
6日連続で下回った。
下向きの200日線(27360円)からは▲3.43%(前日▲4.36%)。
6日連続で下回った。
下向きの5日線は26550円。
10日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.455%(前日▲7.780%)
買い方▲12.613%(前日▲14.021%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.777%(前日▲6.256%)。
買い方▲29.820% (前日▲31.183%。2月24日が40.739%)。
空売り比率は43.4%(前日51.3%。10日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は8.0%(前日11.8%)。
日経VIは25.03(前日26.33)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.18倍(前日12.02倍)。
27日連続で12倍台。
前期基準では12.78倍。
EPSは2169円(前日2177円)。
225のPBRは1.11倍。
BPSは23803円(前日24012円)。
10年国債利回りは0,245%。
プライム市場の予想PERは13.16倍。
前期基準では13.76倍。
PBRは1.14倍。
プライム市場の予想益回りは7.59%。
配当り利回り加重平均は2.57%。
日経平均の予想益回りは8.21%。
同配当利回りは2.44%。
プライム市場の単純平均は26円安の2371円。
プライム市場の売買単価は2312円(前日2395円)。
プライム市場の時価総額は679兆円(前日675兆円)。
ドル建て日経平均は182.66(前日180.91)と反発。
10日連続で200ドル割れ。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比165円安の26175円。
高値26495円、安値26025円。
大証先物夜間取引終値は日中比180円安の26160円。
気学では「吹き値売り方針の日」。
月曜は「後場高の日なれど、上放れた時は売り狙え」。
火曜は「後場不時高を見る日。悪目あらば買い迎え」。
水曜は「案外弱気日なり。戻り売り方針良し」。
木曜は「高下しても結局安き日」。
金曜は「下げ続けて来た時は小底入れとなる日」。
ボリンジャーのマイナス1σが26998円。
マイナス2σが26314円。
マイナス3σが25631円。
水星の逆行は10月2日に終わる。
週足陽線基準は26431円。
月足陽線基準は27661円。

《今日のポイント9月30日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数揃って反落。
   10年国債利回りは3.781%。
   2年国債利回りは4.195%。
   ドル円は144円台前半。
   SKEW指数は120.39→120.38→121.54。
   恐怖と欲望指数は19→15。

(2)ダウ輸送株指数は199ポイント(1.60%)安の12257ポイントと3日ぶりに反落。
   SOX指数は3.29%高の2347ポイントと3日ぶりに反落。
   VIX指数は31.84と上昇。
   3市場の合算売買高は116億株(前日117億株。過去20日平均は114億株)。
   225先物CME円建ては大証日中比165円安の26175円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆2455億円(前日は3兆7248億円)。
   値上がり1237銘柄(前日760銘柄)。
   値下がり536柄(前日1011銘柄)。
   新高値25銘柄(前日8銘柄)。
   新安値47銘柄(前日183銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは86.76(前日80.28)と上昇。
   NTレシオは14.14倍(前日14.11倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)下向きの25日線(27681円)からは▲4.55%(前日▲5.72%)。
   10日連続で下回った。
   下向きの75日線は27416円。
   6日連続で下回った。
   下向きの200日線(27360円)からは▲3.43%(前日▲4.36%)。
   6日連続で下回った。
   下向きの5日線は26550円。
   10日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.455%(前日▲7.780%)
   買い方▲12.613%(前日▲14.021%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.777%(前日▲6.256%)。
   買い方▲29.820% (前日▲31.183%。2月24日が40.739%)。

(6)空売り比率は43.4%(前日51.3%。10日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は8.0%(前日11.8%)。
   日経VIは25.03(前日26.33)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.18倍(前日12.02倍)。
   EPSは2169円(前日2177円)。
   225のPBRは1.11倍。
   BPSは23803円(前日24012円)。
   10年国債利回りは0,245%。

(8)プライム市場の単純平均は26円安の2371円。
   プライム市場の時価総額は679兆円(前日675兆円)。
   ドル建て日経平均は182.66(前日180.91)と反発。
   10日連続で200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26998円。
   マイナス2σが26314円。
   マイナス3σが25631円。
   水星の逆行は10月2日に終わる。
   週足陽線基準は26431円。
   月足陽線基準は27661円。

今年の曜日別勝敗(9月29日まで)

月曜17勝17敗
火曜21勝17敗
水曜18勝19敗
木曜21勝16敗
金曜19勝16敗

「カッコよい」と思うのが企業の会社説明書。
アルファベットとカタカナに彩られ美しい体裁のものが多い。
ただ、それで本当にその会社の内容が伝わるのだろうか。
そしてどこを向いた会社説明なのか。
これは昔からの疑問だ。
CAGRは「年間平均成長率」だしFYは「会計年度」。
そしてサブスクリプションは「チャリンチャリンビジネス」。
SEOは「検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすこと」。
これだけでもわかりやすくなる。
しかも新規上場企業は、まず会社を知ってもらうことが重要だが余計にわかりにくいことが多い。
そもそも新規公開自体が矛盾を抱えている気がする。
上場前に機関投資家を回って説明。
上場後は1社ごとに面談を繰り返すシステム。
ここに海外投資家などが参入してくるとさらにありがたがる傾向。
取引の7割が海外投資家だし機関投資家の購入株数は多い。
この作業を否定はしない。
しかし、時価総額100億円にも満たない銘柄を機関投資家が買うかというとこれは疑問。
今現在ではなく、いずれ来る将来に備えてという行動にしかならない。
ただこれが習慣になってしまうから会社説明書も「カッコよく」なってしまう。
そして個人投資家はどこか遠い存在だ。
ここは矛盾だろう。
統合説明書にしてもやたらと「ESG」とが「SDGs」のオンパレ─ド。
個人投資家が知りたいのは何をしていてどんな業績でどこへ向かっているのか。
ここだろう。
でもこれを知ろうとしてもカッコよい言葉で彩られて本質がなかなか見えない。
体裁の良い資料を好むのは他人の資金をサラーリーマンチックに運用している機関投資家。
稟議を通すためには体裁が求められる。
しかし自分の大切な資金を個人投資家さんにとって必要なのは体裁ではなく中身。
これが理解されていないから説明書はますます立派になり体裁が良くなっていく。
上場インタビューの時には「やさしい言葉で語ってください」と良く言う。
先日ある企業のトップが「最近悩んでいます。当社の事業はそれこそアルファベットとカタカナ。
機関投資家を回ってきましたが、これで伝わっているのだろうかと」。
これは本音だろう。
上場直後に「すぐには買ってくれない」機関投資家を相手にし、一番買ってくれるはずの個人を向いていない傾向。
機関投資家と海外投資家が格好良いという担当者の思い込みも事態を難しくする。
「クレヨンで説明できる銘柄に投資する」。
伝説のファンドマネージャーのピーターリンチ氏の言葉は染みる。

9月第3週(9月20日─9月22日)の週間海外投資家動向。
現物1756億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物4998億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計6754億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2036億円買い越し。
先物880億円買い越し。
合計2916億円買い越し。
信託銀行は現物817億円売り越し(5週連続)。
先物3109億円買い越し。
合計2291億円の買い越し。

9月第2週の週間海外投資家動向。
現物670億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物2776億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計3447億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物2784億円買い越し。
先物1459億円買い越し。
合計4243億円買い越し。
信託銀行は現物1194億円売り越し。
先物786億円買い越し。
合計1980億円の売り越し。

9月第1週の週間海外投資家動向。
現物213億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物1462億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計1248億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
個人は現物1090億円売り越し。
先物1246億円売り越し。
合計2337億円売り越し。
信託銀行は現物2650億円売り越し。
先物1016億円買い越し。
合計1634億円の売り越し。

スケジュールを見てみると・・・。

【10月】6勝4敗、(勝率60%、4位)
     気学では「弱象月。中旬以降押し目買い。吹き値は利食いして押し目で買い戻す」。

10月 1日(土)改正育児・介護休業法施行、IMF世界経済見通し、中国国慶節(→7日)
10月 2日(日)ブラジル大統領選、水星順行
10月 3日(月)日銀短観、自動車販売台数、米ISM製造業景況感、建設支出、ノーベル医学生理学賞、3日新甫
                  日経平均定期入れ替えの実施
10月 4日(火)マネタリーベース、東京都区部消費者物価、岸田首相就任1年、米製造業受注、米JOLT求人件数、
        ノーベル物理学賞、上げの特異日(投資の日)、変化日
10月 5日(水)米ADP雇用レポート、貿易収支、ISM非製造業景況感、JPモルガンPMI
10月 6日(木)株高の日
10月 7日(金)家計調査、毎月勤労統計、景気動向指数、
        TOPIXの段階的ウェイト低減銘柄好評、米雇用統計、消費者信用残高
10月 9日(日)中国第19回中央委員会第7回全体会議
10月10日(月)スポーツの日で休場、IMF・世銀年次会合
10月11日(火)景気ウォッチャー調査、大幅高の特異日
10月12日(水)機械受注、米生産者物価、FOMC議事録、G20財務相・中央銀行総裁会議、株安の日L、変化日
10月13日(木)国内企業物価、米消費者物価
10月14日(金)オプションSQ、マネーストック、米小売売上高、ミシガン大学消費者信頼感、I
         IMF世銀年次総会(モロッコ)、中国生産者・消費者物価、大幅高の特異日
10月17日(月)第三次産業活動指数、米NY連銀製造業景況感、株高の日L
10月18日(火)米鉱工業生産、NAHB住宅価格指数、中国各種経済指標、変化日
10月19日(水)米住宅着工、ベージュブック
10月20日(木)貿易統計、米フィラデルフィア連銀製造業景況感、中古住宅販売、株高の日
10月25日(火)米CB消費者信頼感、S&P住宅価格指数、FHFA住宅価格指数
10月26日(水)企業向けサービス価格指数、米新築住宅販売、変化日
10月27日(木)日銀金融政策決定会合(→28日)、米第3四半期GDP速報値、耐久財受注、
         ECB理事会、ECB総裁記者会見
10月28日(金)黒田日銀総裁会見、日銀展望レポート、東京都区部消費者物価、TOPIXパッシブ売買インパクト、米個人所得、中古住宅仮契約、大幅高の特異日
10月30日(土)APEC首脳閣僚会議(バンコク)
10月31日(月)鉱工業生産、商業動態統計、シカゴ購買部協会景気指数、ユーロ圏GDP速報値、中国コンポジットPMI、製造業・非製造業PMI、TOPIX浮動株比率見直し適用

今週末は西向くサクライ。
今期は5連勝中だが名古屋だと近すぎるだろうか。

(兜町カタリスト櫻井)
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