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63円安と続落スタート、上値重い
【市況】東京株式(寄り付き)=63円安と続落スタート、上値重い

 
24日午前の東京株式市場は、前日のNYダウ工業株30種平均の下落を映して売りが先行。日経平均株価は前日比63円07銭安の2万8811円82銭と小幅続落して始まった。
 
前日の欧州株市場が総じて軟調な展開だったほか、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が小幅ながら高く引け過去最高値を更新したものの、NYダウが軟調で3日ぶりに反落した。東京市場でも目先買い気が盛り上がりにくい状況にある。日経平均は週初に急落した後に大きく切り返したが、2万9000円近辺では戻り売り圧力の強さが意識されている。
 
ただ、 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=111円前後(23日は1ドル=110円87−89銭)、1ユーロ=132円台の半ば(同132円36−40銭)で取引されている。
ドル買いの動きが強まっており、円安に振れていることはハイテク株にプラス材料となり、日経平均は下値抵抗力も発揮しそうだ。


 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落して始まった。
 
業種別では、三井不、三菱地所などの不動産株や、郵船、商船三井などの海運株や、JR東日本、JR東海などの陸運株も安い。
 
個別では、今期業績の上方修正と公募増資を発表した住友林は下落している。ファストリ、ファナック、アドテストも安い。一方、エーザイや住友鉱、トヨタ、ホンダは上昇している。

 
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