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続落スタート、米国株安などで軟地合い
【市況】東京株式(寄り付き)= 続落スタート、米国株安などで軟地合い
【寄り付き概況】

 5日の日経平均株価は、前日比280円88銭安の2万1755円17銭と続落してスタート
 
前日のNYダウがほぼ800ドルの下げ、ナスダック総合指数も280ポイント強の下落と暴落しており、これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売りがかさむ展開となっている。米長期債に資金が流れ込み、米10年債利回りの急低下による長短金利差縮小が警戒されている。
3年物と5年物利回りは逆イールド(長短逆転)に陥るなど、米景気に対する先行き懸念が取り沙汰され、米式市場はこれを嫌気する形で大きく水準を切り下げた。このリスクオフの流れが東京市場にも及んでいる。
 
外国為替市場で1ドル=112円台後半まで円高が進んでいることも輸出セクター中心に逆風となっている。ただ、前日に日経平均は500円を超える下げをみせていることもあり、下に突っ込んだ後は押し目買いや買い戻しを誘い、下げ渋る場面も想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは不動産、建設、電力ガス、食料品、繊維など。
 
個別では、トヨタ、ホンダなど自動車株や、ソニー、ファナック、東エレクが値を下げている。新日鉄住が小安く、JXTG、国際帝石、三井物が売られ、郵船は大幅続落。三井住友、三菱UFJの大手銀行株が売り気配で始まり、東京海上、ソフトバンクG、武田、任天堂も下落している。
 
半面、ファーストリテが小高く、リクルートHDは小反発。住友鉱はしっかり。村田製は買われている。
 
225先物は、UBS・アムロ・JP・GMO・クレディ・楽天が買い越し。
野村・モルスタ・みずほ・ナティクス・ドイツ・ソジェン・SBI・GSが売り越し。
TOPIX先物は大和・メリル・クレディ・JP・HSBCが買い越し。
GS・みずほ・ドイツ・三菱・モルスタ・アムロが売り越し。
 
テクニカル的には、ヤマウラ(1780)、トリケミ(4369)、リソー教育(4714)、山特鋼(5481)、日東精(75957)、カナデン(8081)、北恵(9872)が動兆。


 
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