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急反発、一時600円超高で3万円台
【市況】東京株式(寄り付き)=急反発、一時600円超高で3万円台
【寄り付き概況】

24日の日経平均株価は大幅反発して始まった。始値は前営業日比502円21銭高の3万0141円61銭と、寄り付きで心理的節目の3万円を上回った。上げ幅はその後600円を上回る場面があった。
 
前日の米株式市場は、NYダウは506ドル高と大幅続伸。中国恒大集団の債務問題に絡む警戒感が後退したことから買いが優勢となった。東京株式市場は23日が休場だったが、休み中の米国株が上昇した流れを受け、買いが膨らみ日経平均株価は3万円台を回復して始まった。また、為替は1ドル=110円30銭前後と円安で推移している。
 
中国恒大が人民元建て債の利払いを実施すると発表し、前日の香港株式市場で中国恒大株は急伸した。また、前日の米株式市場では米長期金利上昇などを追い風に景気敏感株が買われ、主要株価指数が大幅上昇した。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、鉄鋼や金融株などへの買いが目立っている。
 
21〜22日に米連邦準備理事会(FRB)が開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、次回11月の会合でのテーパリング(量的緩和の縮小)の開始決定を強く示唆した。FOMCの結果とパウエルFRB議長の講演が金融市場で混乱なく受け止められたことも、日本株の買い安心感につながっている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が高く、値上がり上位は海運、鉄鋼、非鉄、空運、その他製品、電気機器など。
 
個別では、ソフトバンクGが大幅上昇。三菱UFJが高い。日本製鉄も買われている。半面、東電HDが軟調。ローソンが売られている。
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