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やや売り先行、週末で利益確定の動き
【市況】東京株式(寄り付き)=やや売り先行、週末で利益確定の動き
【寄り付き概況】

27日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比7円03銭安の2万6530円28銭。日経平均は今週に入ってから前日までで1000円超上げており、目先の利益を確定する売りがやや先行した。
国内の新型コロナウイルスによる重症者が26日に400人を超えて過去最多を更新するなど感染状況の深刻化も重荷だが、押し目買い意欲は強く、間もなく上げに転じる場面があった。
 
前日の米国株市場は感謝祭の祝日に伴う休場となったが、欧州株市場では独DAXや仏CAC40など小幅ながらマイナス圏で引けている。外国為替市場ではややドル安・円高方向に振れており、ポジティブ材料には乏しい。
 
日経平均は前日まで3連騰しており3営業日合計で1000円以上の上昇をみせている。きょうは週末要因も考慮して利益確定の売り圧力が強まりやすい。ただ、世界的な金融緩和期待や財政出動への思惑を背景に下値では出遅れた向きの押し目買いの動きなどが想定される。
 
個別ではダイキン、ヤマトHD、ファーストリテが安く、三菱UFJ、出光興産は売られた。半面、信越化、富士通が堅調だった。
 
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