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大幅反落スタート、一時3万円割れ
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅反落スタート、一時3万円割れ
【寄り付き概況】

21日の日経平均株価は大幅反落して始まった。始値は前週末比478円80銭安の3万0021円25銭。その後まもなく下げ幅を500円超に広げ、一時3万円の大台を下回った
 
巨額債務を抱える中国不動産大手の恒大集団の資金繰り不安が強く意識されるなか、世界株市場がリスクオフの売り圧力に晒されている。
前日の欧米株市場は全面安の展開を強いられ、米国株市場ではNYダウが一時900ドル超の急落に見舞われた。これを受けて東京株式市場でも主力株中心に幅広く売りがかさむ展開となった。
あすに予定されるFOMCの結果や日銀の金融政策決定会合の結果を前に積極的に買い向かう動きは見込みにくい。取引時間中は香港株式や米株価指数先物の動きに左右されそうだ。後場に日銀のETF買いが入る可能性があるため、売り一巡後は下げ渋るケースも考えられる。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末17日は1ドル=109円94−95銭)、1ユーロ=128円台の前半(同129円42−46銭)で取引されている。
 
海運や機械、鉄鋼など景気敏感株を中心に幅広い業種に売りが先行している。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)が大幅安。ダイキン、東エレク、ファストリが安い。一方、第一三共、関西電は買われている。
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