兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
前場終値と比較し上げ幅は縮小
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値と比較し上げ幅は縮小
【後場寄り付き概況】
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比190円82銭高の1万8767円12銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、12.67ポイント高の1388.97で始まった。利益確定売りや戻り待ちの売りが重しとなり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに伸び悩んでいる。
朝方は前日の米株高などを材料視して短期筋が買い戻しを進め相場を押し上げていたが、一巡後は国内における新型コロナウイルスの感染拡大などを警戒した売りが優勢となった。
 
外国為替市場では、1ドル=108円80銭近辺と円高基調で推移。中国の上海総合指数は下落している。
 
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約340億円成立した。
 
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5373億円、売買高は9億2282万株だった。
 
個別では、ソフトバンクGが続伸し、ファーストリテは小幅高。三菱UFJ、みずほFGが値を上げ、OLC、リクルートHD、武田は買われている。ニトリHDは大幅高。東エレク、ソニー、キーエンスが上昇している。
 
半面、トヨタ、ファナックが軟調で、コマツは値を消している。任天堂は小幅安。富士フイルム、デンカは反落。KDDI、NTT、アステラス薬が値を下げている。
 
緊急事態宣言の発令を受け、対象区域となる東京など7都府県が住民への要請・指示を出す。とはいえ、こうした要請や指示に強制力はなく、厳格な措置を講じた欧米のメディアからは早くも実効性を疑問視する意見が出ているようだ。日経平均の直近戻り高値を前に海外勢の買いが鈍ったのは、新型コロナの影響長期化への懸念が背景にあると考えられる。今後は東京などの感染者数推移を見極めたいとのムードが強まりそうだ
a