【オープニングコメント】 堅調展開か。

19日の東京株式市場は堅調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万900円−2万1200円。
米国株は小幅な上昇ではあるが、落ち着いた動きであったことは好材料。日本株はきのう大きく下げており、過度なリスク警戒ムードの後退で押し目買いが優勢になると予想する。
ただ、週末要因に加え、21日投開票の参院選投開票を控えた週末であることも様子見姿勢を強めやすい。プラス圏で推移はするだろが、戻りは緩慢になると考える。
 
為替相場は、ドル・円が１ドル＝107円台の前半（18日終値は107円76−77銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝121円前後（同121円10−14銭）と引き続き円高基調にあることから、輸出関連銘柄はさえない動きとなることも想定される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所終値比120円高の2万1130円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■レッグス <4286>
上期経常を一転63％増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■Ｊストリーム <4308>
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」が、ＡＬＢＥＲＴ <3906> [東証Ｍ]が提供するAI・高性能チャットボット「スグレス」とシステム連携を開始。チャットボットの会話内で動画視聴を実現。
 
■サイネックス <2376>
J1リーグ「ガンバ大阪」とオフィシャルパートナー契約を締結。
 
■バルクホールディングス <2467>
子会社CELがベトナムBAP社とオフショア開発で協業。セキュリティ検査後のシステム開発需要に対応する。
 
■ブロッコリー <2706>
スマートフォン向けゲーム「Z/X Code OverBoost(ゼクス コード オーバーブースト)」の公式サイトを開設し、事前登録の受付を開始。
 
■パシフィックネット <3021>
子会社ケンネットのガイド無線機「イヤホンガイド」が東京都「港区郷土歴史館」のコミュニケーションツールとして採用。
 
■日本プロロジスリート投資法人 <3283>
今期経常は7％増益へ。
 
■ＣＲＩ・ミドルウェア <3698>
圧電素子音声出力技術が京セラ <6971> とライオン <4912> が共同開発した子供向け仕上げ磨き専用ハブラシ「Possi」に採用。
 
■ウェルス・マネジメント <3772>
ホテル開発用地として神奈川県足柄下郡箱根町の土地・建物を取得。22年のホテル開業を目指す。
 
■アステリア <3853>
石川記念会HITO病院がモバイルデータ活用サービス「Platio(プラティオ)」を採用。医師や看護師の日常業務のスマホアプリ化を推進。
 
■ネオジャパン <3921>
システム開発を手掛けるPro-SPIREの全株式を取得し子会社化する。
 
■イーエムシステムズ <4820>
販売サイト「EMオンラインSHOP」にアズワン <7476> が提供する医療・介護向け備品消耗品を掲載開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
19（金）
6月消費者物価指数（8:30）
5月全産業活動指数（13:30）
《決算発表》
ゲンキードラ、モバファク、光世証、ゲンダイＡＧ、アジュバン、日鋳造、アルインコ、エンプラス、モーニングスタ
 
【海外】
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス、ブラックロック、ステート・ストリート、シュルンベルジェ


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。