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日経ジャスダック平均は続伸、買いが優勢
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、買いが優勢
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比46円86銭高い2921円82銭だった。
欧米で新型コロナウイルスによる死者数の伸びが鈍化しつつあることなどを背景に前日の欧米株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、個人投資家のリスク選好ムードが広がり、ジャスダック市場にも買いが先行して始まった。
その後、日経平均が一時マイナスに転じるなど、急速に伸び悩んだことから、ジャスダック市場にも目先の利益を確保する売りが先行し、上値の重い展開となっていた。
 
新型コロナウイルスによる死亡者数の伸びが鈍化しつつあるとの見方から投資家のリスク回避姿勢が後退した。国内の緊急経済対策への期待も支援材料となった。オンライン診療やマスク、宅配などのテーマ株の物色はやや落ち着き、このところ売られ過ぎていた銘柄にも買いが入った。ワークマン、ハーモニック、マクドナルドが上昇。半面、セリア、出前館は下落した。興研、中京医薬も売られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で397億円、売買高は8612万株だった。
値上がり銘柄数は507、値下がり銘柄数は122となった。
 
個別では、ジェクシード、大谷工業、ソレキア、コックスがストップ高。グッドライフカンパニー、APAMANは一時ストップ高と値を飛ばした。ズームは年初来高値を更新。シダックス、Shinwa Wise Holdings、ミナトホールディングス、鴨川グランドホテル、メイコーが買われた。
 
一方、常磐開発、久世、メディカル一光グループ、松本油脂製薬、ヤマックスなど10銘柄が年初来安値を更新。太洋工業、興研、ホテル、ニューグランド、中京医薬品、ビーマップが売られた。
 
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