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英ポンド円は130円台まで上昇、一方で米ドル円は106円台前半の水準で推移。
【為替】英ポンド円は130円台まで上昇、一方で米ドル円は106円台前半の水準で推移。
[概況]
 
22日、欧米時間の外国為替市場において、英ポンド円は一時130.72円まで上昇した。一方で米ドル円は106円台前半付近で弱含む展開となっている。
昨日、ジョンソン英首相がパリを訪問し、マクロン仏大統領と会談した。会談の内容で同仏大統領が英国のEU離脱について、30日以内に英国は何か賢明な策をみいだせるはずだと発言が報じられた。加えてメルケル独首相も英国に対して、アイルランド国境のバックストップについて期限までに何か解決策が見いだせるとのコメントをしている。英国のEU離脱に対する前向きな発言などを受け、英ポンド円は上昇した。
 
その後は、マークイット8月製造業PMI速報値(予想:50.5 結果:49.9)など米経済指標が発表された。同指標は約10年ぶりに好不況の分岐点とされる50を下回り、米景気減速の懸念などから米ドル円は106円台前半付近でやや弱含んだ。週末以降、米ドル円の動向についてはワイオミング州ジャクソンホールで開催されている経済シンポジウムにおいてパウエル米FRB議長の講演が予定されていることから、内容を見極めてから動意づく展開となりそうか。


[提供:カネツFX証券株式会社]

 
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