手掛かり難のなか、見送りか
手掛かり難のなか、見送りか |
日経平均は終日軟調で、6月18日以来の2万1000円も一時割り込んだ。
ただ、個別の動きを見ると、ソニー(3.6%安)やソフトバンクG(2.4%安)などの下げが目立ったものの、それでもパニック的な売られ方ではなかった。
ファストリ(0.5%安)やトヨタ(0.7%安)などは常識的な下げにとどまっており、全面安の割には主力どころは比較的しっかりしていたといえる。
閑散相場で上にも下にも動かない相場が続くよりも、下げるなら下げた方が先の変化に期待が持てる。明日に関しては参院選投開票を控えた週末で上値は重いだろうが、日本株だけが突出して下げている感も強いだけに、反転時期はそう遠くないと考える。
19日の東京株式市場は、手掛かり難のなか、見送り商状が続きそう。
週末要因に加え、21日投開票の参議院議員選挙もあり、積極的にポジションを取りづらく、手控えムードが強まりそう。一部の短期的な資金が、値動きの軽い中小型株に物色の矛先に向かいそう。
テクニカル的には日経平均は25日、75日線の支持線を割り込み、目先は2万1000円の攻防といったところである。一目均衡表では雲下限に接近しており、雲下限が位置する2万0850円近辺が支持線として意識されやすい。一方で、これを明確に割り込んでくるようだと、6月安値の2万0300円割れが警戒されてくるだろう。
■テクニカル・ポイント(18日現在)
21566.49 200日移動平均線
21485.60 6日移動平均線
21438.04 75日移動平均線
21402.63 25日移動平均線
21369.91 均衡表転換線(日足)
21368.26 13週移動平均線
21354.21 均衡表基準線(日足)
21326.28 均衡表雲上限(日足)
21283.68 均衡表基準線(週足)
21279.42 26週移動平均線
21261.01 均衡表雲下限(週足)
21155.21 ボリンジャー:-1σ(25日)
21046.24 ★日経平均株価18日終値
21036.93 均衡表転換線(週足)
20907.79 ボリンジャー:-2σ(25日)
20902.78 ボリンジャー:-1σ(13週)
20869.53 均衡表雲下限(日足)
20806.88 ボリンジャー:-1σ(26週)
20660.38 ボリンジャー:-3σ(25日)
20437.31 ボリンジャー:-2σ(13週)
20334.33 ボリンジャー:-2σ(26週)
19971.83 ボリンジャー:-3σ(13週)
19861.78 ボリンジャー:-3σ(26週)