兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
3日続伸、米国株の連日最高値更新で
東京株式(前引け)=3日続伸、米国株の連日最高値更新で
 
20日前場の日経平均株価は前週末比60円03銭高の2万4101円29銭と3日続伸して引けた。
 
前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って最高値を更新したことを受けリスクを取る動きが優勢となった。ただ、日経平均2万4100円近辺では売り圧力が強く、上げ幅は限定的なものにとどまっている。
 
月曜日はもともと欧米など海外投資家の取引が少ない上、20日の米国がキング牧師誕生記念日で休みのため、普段にも増して海外勢の陰が薄くなったようだ。「(昨年10〜12月期の)業績発表が近づいていることも、投資家の動きを鈍らせている」とされ、後場も商いは伸びそうにない。
市場からは「NY株の新値追い、為替相場の1ドル=110円台維持が支えになっているが、上を買う雰囲気はない。今晩の米国株市場は休場で、休み明け以降どう動くのかを見たいのだろう。要はNY株高頼みの状況だ」との声が聞かれた。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
 
東証1部の出来高は4億3543万株、売買代金は6986億円。騰落銘柄数は値上がり1629銘柄、値下がり431銘柄、変わらず100銘柄。
 
業種別株価指数(33業種)は、海運業、建設業、電気・ガス業、非鉄金属、機械などの上昇率が大きめだった。下落は鉱業、医薬品など。
 
個別では、ソニーや任天堂がしっかり、KDDIやファナック、トヨタ自動車も買い優勢だった。東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連も堅調。太陽誘電やTDK、ダイキンが上昇した。東芝機械が大きく買われ、前田建によるTOB(株式公開買い付け)実施が発表された前田道路に買い注文が集まった。前田道路は一時売買停止となった。NIPPOも急伸しうた。
 
半面、ファーストリテイリングが下落、ファミマ、リクルートホールディングスも軟調。オリンパスや三菱電、明治HDが下げた。インターアクションが急落、ダブル・スコープ、enishなども安い。
 
 
東証2部株価指数は前週末比92.66ポイント安の7391.46ポイントと反落した。
出来高5267万株。値上がり銘柄数は241、値下がり銘柄数は159となった。
 
個別では、リテールパートナーズが昨年来安値を更新。くろがね工作所、FRACTALE、インスペック、サイバーステップ、東芝が売られた。
 
一方、JMACS、光陽社が一時ストップ高と値を飛ばした。KHC、三井住建道路、YE DIGITAL、アスモ、ブルドックソースなど23銘柄は昨年来高値を更新。川本産業、NCS&A、アゼアス、東海ソフト、浜井産業が買われた。

 
a