兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
会員情報作成
ログイン
初めてのお客様は、
『会員情報作成』から登録をお願い致します。
反落スタート、米株安を受け利益確定売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株安を受け利益確定売り先行
【寄り付き概況】

20日寄付きの日経平均株価は、前営業日比42円96銭安の2万2148円22銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、1.77ポイント安の1748.41で始まった。
 
シカゴ日経平均先物・円建て清算値2万2140円(大阪取引所終値比60円安)にサヤ寄せする動きとなっている。
19日のNYダウが続落し、ナスダック総合指数が反落して取引を終了した。台湾半導体大手のTSMCが、スマートフォン向けの需要減などを想定していることが判明。関連部品への悪影響が警戒され、アップルやエヌビディアなどの銘柄が下落し、相場の重しとなった。
 
東京株式市場でも主力ハイテクセクター中心に売りが先行している。
外国為替市場では1ドル=107円台前半の推移と円高への警戒感はそれほど強くないものの、日経平均は前日まで5日続伸で530円あまり上昇しており、目先利益確定の動きが出やすい場面。一方、下値では日銀のETF買いに対する期待や出遅れた向きの押し目買いなどが予想され、底堅さを発揮する可能性もある。
 
午前8時30分に発表された3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.9%上昇と市場予想通りとなり、直後の為替市場での反応はみられなかった。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種が高く、値上がり上位に保険、銀行、石油、陸運、サービスなど。一方、値下がりで目立つのは金属製品、電気機器、ゴム製品、繊維、紙パルプなど。
 
個別では、武田薬が大幅安で、ソフトバンクG、楽天がさえない。JTは続落。東エレク、信越化、SUMCOが値を下げ、ファナック、ソニー、コマツが売られ、ホンダが小安い。

半面、ユニー・ファミマが急伸し、三菱UFJ、三井住友がしっかり。マネックスGが強含み、任天堂が反発。ファーストリテが小高く、資生堂、ブリヂストンが買われ、JXTGが4日続伸している。


本日、HEROZ<4382>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である4500円に買いが約103万株、売りが約1万株、差し引きでは約102万株となっている。
 
225先物は、アムロ・メリル・GS・シティが買い越し。
野村・みずほ・UBS・ドイツ・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はGS・三菱・アムロ・モルスタが買い越し。
みずほ・JP・UBS・クレディが売り越し。
 
外資系等は、テクニカル的にはショーボンド(1414)、世紀東急(1898)、カルビー(2229)、バロック(3548)、サニックス(4651)、トレンド(4704)、アグロカネ(4955)、中山鋼(5408)、セラク(6199)、キトー(6409)、オプテックス(6914)、KOA(6999)、西松屋(7545)、IDOM(7599)、タカラスタ(7981)、岩谷(8088)、マネパ(8732)、フジ住(8860)、関電(9503)、中電(9504)、東北電(9506)が動兆。


 
a