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トラブル対策(危険運転)でドラレコ需要増
最近、危険運転の話題が多い。
あおり運転後に高速道路上で車を止め、後続の車の追突を招いて、夫婦を死亡させたとして、男性が逮捕された(危険運転致死傷容疑)事件があった。
事件の立件までに4カ月もかかったが、決め手は事故現場を通りかかった車のドライブレコーダー映像だったそうだ。

近年、日本においてもドライブレコーダーの装着率が高まっている。
交通トラブルによる事故は、各地で相次いでいるからだ。

交通事故の捜査や過失割合の判断などに役立っているとことだ。あくまで参考資料扱いとのことだが、それでも十分に効果があるとしている。

危険運転をする車が映っていたことでドライブレコーダーの需要は、ますます高まり品切れ続出だそうだ。
運転中の「万が一」を記録できること。
交通事故処理の迅速化や、安全運転の意識向上につながっている。特にアクシデントの際、男性に威圧されがちな女性ドライバーの装着が増えているそうだ。
今後、普及が加速するとの見方もあり、株式市場でも関連銘柄には注目が必要だろう。

カーメイト(7297)は、年初来高値を大きく更新している。
10月27日から東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」に出展すると発表しているが、出展物のなかでもドライブレコーダー機能付360度カメラ「d'Action 360」が注目材料となっているようだ。一部報道によれば、交通トラブルによる事故が各地で相次ぐなか、360度記録できるタイプのドライブレコーダーを買い求める動きが広がっているという。
エレコム(6750)もフルHDに対応したドライブレコーダーを販売している。
今年4月に左右方向に180度(仰角100度)という超広角レンズを搭載しているので、クルマからの風景を広く記録できる。たとえば左右から飛び出してきた人やクルマ、自転車などが、遮るものがない限り飛び出す前から映っているのが特徴で注目されている。
AKIBAホールディングス(6840)が動意づいている。グループ会社のアドテックがドライブ・カメラの販売代理店として、ドライブ・カメラの製品の販売しており、同社に物色の矛先が向かっているようだ。
また、関連銘柄として、JVCケンウッド(6632)なども買われている。

国土交通省では、軽井沢スキーバス事故の発生を踏まえ、貸切バス事業者に対し、運転者へのドライブレコーダーを活用した指導及び監督を平成29年12月より義務付けている。
更なる特需が働くだろう。

ドライブレコーダーの売上台数は右肩上がりで伸びており今後の需要が増加するとの期待が高まっている。関連銘柄にも目が離せないだろう。
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