みちしるべ 20年02月25日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》

《Eimei「みちしるべ」》(2月25日→28日の週)

Quick調査の2月14日時点の信用評価損率は▲13.59%と2週ぶりの悪化。
2月14日時点の信用売り残は187億円減の9218億円。
2週ぶりの減少。
同信用買い残は285億円増の2兆3963億円。
2週ぶりの増加。
信用倍率は2.60倍(前週2.52倍)。
日経平均採用銘柄のPERは14.29倍。
2月7日時点の裁定売り残は1066億円減の8927億円。
2週連続の減少。
当限は1057億円減の6491億円。
翌限以降は8億円減の2435億円。
同裁定買い残は754億円減の5853億円。
2週ぶりの減少。
当限は750億円減の5278億円。
翌限以降は3億円減の574億円。

今年の曜日別勝敗(2月21日まで)

月曜1勝5敗
火曜3勝3敗
水曜5勝2敗
木曜4勝3敗
金曜4勝3敗


日経平均想定レンジ

下限22775円(2月3日安値)‐上限24115円(1月17日高値)

「ようやくその時が来たのか」と感じさせるニュースが二つ。
ひとつはモルガンスタンレーによるネット証券大手Eトレードの買収。
伝統的な証券会社がリテールのネット証券を買収する構図は20世紀末からあったシナリオ。
手数料の安さを魅力に拡大してきたネット証券はいずれ不毛の手数料競争でどこかが自滅するというものだった。
競争激化による自然淘汰は避けられない道だったのかも知れない。
20年前に「アメリカ証券業界の現状と未来予想図」というレポートを作成したことがある。
当時レポートで参考にしたのはチャールズ・シュワブ。
そしてそのチャールズ・シュワブを参考にしてネット証券を立ち上げた記憶が甦る。
もう一つは、円安が必ずしも株高に結び付かなくなってきたこと。
バブル崩壊以降の「円安→株高」のシナリオが崩れてくる予兆なのかも知れない。
「バブルの時は円高株高。
自国通貨が売られて繁栄した国はない」。
とドン・キホーテのように言い続けてきた。
ようやくその時が来たのかも知れない。
「さびつく成長の公式」が何となくふさわしいような気がする。
まさに「競争・革新・新たな挑戦」だ。

日経では「空売り比率銘柄主導で反発」の見出し、
「上昇のけん引役は精密や小売りなど空売りがたまっていた業種への買戻し」という解釈だ。
「短期マネーの影響力が高まっている」のは今に始まったことではないだろう。
もっとも・・・。
「短期資本主義主導の展開が続きそうだ」は名文だろう。
しかし・・・。
今は信用取引で何回も取引できるような仕組みになっている。
つまり今日の空売りは今日買い戻すという日計りが多いのだから将来の買戻しではなかろう。
東証が公表している空売り比率とは1日の売り注文合計(売買代金)に占める空売りの比率。
売り注文における現物取引と信用取引の比率だということ。
空売りが多いから売りが多いという論理にはならない。
類推すると、空売り比率が高まることは現物売りの比率が低下するということだ。
「信用売り→買戻し→信用売り→買戻し」を繰り返して行えば一日の売り注文(現物・信用)に占める信用売りの割合が高くなる、
だから空売り比率は高まる。
そう考えたほうが良いだろう。
「1年も2年も下落が続くと思うなら、空売りではなく現物売りをすべき」。
そんな声もある。
「空売り比率は今日の事実」。
これを未来に援用しようとするから誤解が生じてくるのだろう。
そもそも・・・。
空売り比率が高まっても信用売り残は増加しないというのが現実。
見出しだけに惑わされてはいけない。
そして理路整然とした「空売りは未来の買戻し要因」とか「空売り比率上昇は相場の先安観」などに騙されてはいけない。


市場関係者のメール。
「17日(月)から3月10日まで水星の逆行が始まります。
水星逆行は、年に2、3回程度起こります。
このとき以下のようなことが起こると言われています。
・情報が混乱する
・交通が乱れる
・やり直し、手直しが必要になる
・コミュニケーションが混乱、勘違いや行き違いなどの頻発
・計画が前に進まない
・為替相場が乱れる
・デジタル機器の故障
これは水星の支配領域に当たる部分が前に進まず、後ろに戻るような状況になるためといわれます。
水星は、コミュニケーションや交通、旅行、流通、言語、商取引などを支配するそうです。
相場においては、方向感がはっきりせず、不安定な傾向があります。
短期売買に徹して、有利な方向に相場が動いている場合はすぐに手仕舞いをした方がいいとされています。
また、水星の逆行の初期には、短期で急激な上下変動が起きるため、
「ウィップソー」と呼ばれる「だまし」の動きが起きやすい時間帯となります。
つまり、急騰・急落によって往復売買で損失を被りやすい要注意な時間帯なのです」。
ただイスラムヒジュラ歴の6月は24日に終わった。

18日の騰落レシオは71.94(前日76.35)。
今日値下がり銘柄数が1500超なら69.27。
1700銘柄超なら67.89まで低下する。
ちなみに・・・。
1月30日が77.89。
昨年8月9日が79.51。
1月15日が68.88。
2018年12月25日が65.64。
2017年4月17日が68.06。
ボトムに近づいてきた。


(兜町カタリスト 櫻井英明)


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