みちしるべ 22年02月28日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(2月28日→3月4日の週)


2月18日時点のQuick調査の信用評価損率は▲12.93%(前週▲10.90%)。
2週ぶりに悪化。
2月18日時点の信用売り残は336億円増の7899億円。
4週連続で増加。
同信用買い残は216億円減の3兆2658億円。
5週連続で減少。
信用倍率は4.13倍(前週4.35倍)。
3週連続で4倍台。
2月18時点の裁定売り残は1482億円減の344億円。
3週ぶりに減少。
裁定買い残は805億円増の4931億円。
2週連続で増加。

2月第3週の週間海外投資家動向。
現物382億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物1465億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1848億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。

2月第2週の週間海外投資家動向。
現物3451億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物1270億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計4721億円買い越し(2週連続で買い越し)。

2月第1週の週間海外投資家動向。
現物4215億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物4347億円買い越し(5週ぶりに買い越し)。
合計8563億円売り越し(4週ぶりに買い越し)。

今年の曜日別勝敗(2月25日まで)

月曜3勝3敗
火曜3勝5敗
水曜5勝2敗
木曜2勝6敗
金曜3勝4敗

★日経平均想定レンジ

下限26192円(ボリンジャーのマイナス2σ)−上限27559円(ボリンジャーのプラス1σ水準)

金だ、原油だ、為替先物だと世の中では聞かれる。
日経では「資産防衛の金投資」なんていう真剣な記事まで見られた。
この記事に違和感を覚えたのでレバレッジというのものについて改めて考えてみた。
株の信用取引は約3倍。
原油先物が約10倍。
日経平均先物が約20倍。
為替先物が25倍程度。
金先物は3倍から40倍程度。
相場が当たればレバレッジは利益拡大ツール。
しかし見通しが外れればレバレッジは損失拡大ツール。
たぶん頭では理解されているのだろう。
ただ25倍のレバレッジということは原資産が4%下落すれば元本は消失する。
40倍なら2.5%の下落で元本が消失する。
「損失」ではなく「消失」なのである。
これが資産防衛とか投資行動と言えるのだろうか。
「投資は投機の成れの果て」という言葉もある。
為替や商品先物業者さんのホームページを見てみると、このレバレッジについてのメリットもリスクも記載してある。
だた、どの程度のレバレッジなのかが良くわかりにくい。
しかも先物なので決済は差金決済。
原油や穀物の現物を大量に引き受けることはない。
しかもそれは大量なので無理なこと。
家の中がトウモロコシだらけになってしまうだろう。
現物換算でどれくらいの量を取引しているのかを想像してみると結構恐怖感が湧いてこよう。
むかしから言われた鎧橋を渡ると世界観が変わるという言葉どおりみたいな印象だ。
米国金利だ、ウクライナだ、地政学だ」などなどと高級感はあるが実態はおどろおどろしい気がしてならない。
世界を語る多くの市場関係者の分析は高級だし賢い。
しかい現場はどうも赤ずきん物語に見えてくる気がする。
昔は「株の信用取引はしてはならない」という人が多かった。
理由は株取引の多くが先物の清算取引だったから。
この教訓は正しかったのかも知れない。
あたかも現物取引のように先物を考えると誤解と錯覚が生じるだろう。

水曜の日経朝刊では「純利益46%が上振れ」の見出し。
今通期見通しが期初時点の見通しを上回っている企業が全体の46%。
「最悪シナリオは遠のいた」との解釈だ。
21年12月時点と比較すると純増額は1兆8600億円。
電機、機械などの製造業が中心での増益。
でもフオーカスされないのだろう。


下落相場に遭遇すると脳裏を掠める格言群。
例えば・・・。
「危機の時にはいつも、その部屋にいない誰かのせいにされる」。
下落の原因をつくった戦犯や理由を市場関係者などが類推する。
そして時間が立つとその推理がほとんど間違っていたことに気がつくもの。
「株価の暴落は実体価値以上に上げ過ぎていた相場が下げるべくして下げただけ。
きっかけは何でもよかったというケースが少なくない」。
すごく首肯できる。
「金は儲けたり失うものではない。
手品のように手から手へ渡るだけだ」。
そう割り切れば、意外とわかりやすいのかも知れない。
「他人の売り買いではなく自分で創れ」というのも重要だ。
「普通のトレーダーは、ウォール街に来ると多くの人に相場観を聞きたがる。
しかし、大半は尋ねている本人より知識がない」。
これもある意味真実だ」。
多くの市場関係者がとらわれる証明不可能な陰謀論。
ウォール街には「市場は操りで動くというのは、もの知らぬ素人なり」という格言もある。
「ぼうふらや、蚊になるまえの浮き沈み」(相場川柳)。

空蝉=セミの抜け殻あるいはこの世の中そのもの。
どちらが良いのかは分からないが同じ言葉でも違う意味があるから日本語はややこしい。
あるいはバックミラー。
「先高観や先安観で市場が成立しているのではない。
売り方も買い方もバックミラーを見ながら運転している投資家」。
そんな使い方もあれば・・・。
「バックミラーだけを見て運転するのは危ない
過去の傾向が続くと皆が信じることは怖い」。
そういう使われ方もする。
一番目にするのはトレンド追随型の市場観測。
「上がれば強気、下がれば弱気」あるいは「昨日の弱気は今日強気なって明日弱気に戻る」。
「過去に厚く未来に寡黙」というのもバックミラー的相場観測だろう。
つまり市場のコメントというのは「起きたことに対する原因の遡及」。
もっと簡単に言えば「犯人探しゲーム」。
残念ながら「主人公さがし」ではない。
本来市場が求めているのは「明日はどうなる」。
登場するのは「昨日はこうだった」。
重要なのは今起きていることというのは間違いないだろう。
北京でピヨンチャンで試合が行われているのにソルトレイクやソチの映像を見せられたらきっと怒る筈。
これが市場では起きないから不思議だ。
もっとも・・・。
このアンバランスが微妙に絡まって市場が展開されるから面白い。
「澪標」がなければ船も動けないし、株も動けないのかも知れない。
荒れ果てた蓬生からようやく早蕨までやってきた株式市場。
夢浮橋はまだ遠い。

「相場は単純。難しくしているのは自分の欲、プライド、自説への執着」

(兜町カタリスト 櫻井英明)


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