みちしるべ 22年10月11日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》

(10月11日→10月14日の週)


9月30日時点のQuick調査の信用評価損率は▲13.07%(前週▲10.76%)。
3週連続で悪化。
▲13%台は7月1日時点以来。
9月30日時点の信用売り残は2165億円減の6401億円。
4週ぶりに減少。
同信用買い残は498億円増の3兆2432億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は5.07倍(前週3.73倍)。
11週ぶりに3倍台脱却。
9月30日時点の裁定売り残は1211億円増の3666億円。
2週連続で増加。
同裁定買い残は3778億円減の1兆350億円。
2週連続で減少。
当限は売り残が1233億円増の3208億円。
買い残が3995億円減の8311億円。
翌限以降は売り残が21億円減の458億円。
買い残が216億円増の2039億円。

9月第4週(9月26日─9月30日)の週間海外投資家動向。
現物5644億円売り越し(7週連続で売り越し)。
先物1兆5943億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計2兆1587億円売り越し(3週連続で売り越し)。
過去最大の売り越しとなった。
「先物は、米株急落を受けた売りや、配当再投資にぶつける売りが膨らんだのだろう」との見方。
個人は現物6206億円買い越し。
先物1146億円買い越し。
合計7352億円買い越し。
信託銀行は現物641億円買い越し(6週ぶり)。
先物8608億円買い越し。
合計9290億円の買い越し。
中間期末の配当落ちにからんでの商いと言う特殊要因の週だった印象。

9月第3週(9月20日─9月22日)の週間海外投資家動向。
現物1756億円売り越し(6週連続で売り越し)。
先物4998億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計6754億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2036億円買い越し。
先物880億円買い越し。
合計2916億円買い越し。
信託銀行は現物817億円売り越し(5週連続)。
先物3109億円買い越し。
合計2291億円の買い越し。

4〜9月の海外投資家は日本株を1兆5281億円売り越した。
売り越し額は2年ぶりの大きさ。
21年上半期から3期連続での売り越し。
過去10半期で9回目。
9月第4週は現物先物合計で2兆円超の売り越し。
これは2012年以降で最大となった。
一方で個人は4?9月に1兆4515億円買い越し。
3半期連続で買い越し。
こちらは1998年以降最大。
事業法人が2兆9815億円の買い越し。
半期としては過去最大となった。
外国人売りVS自社株買い&個人の押し目買いの構図。

今年の曜日別勝敗(10月7日まで)

月曜18勝17敗
火曜22勝17敗
水曜19勝19敗
木曜22勝16敗
金曜19勝17敗

「悪いニュースが良いニュースとなり得る時期」との指摘。
ISMが良くないのに金利低下傾向を好感した解釈。
「専門家は理路整然と間違える」ものだが・・・。

★日経平均想定レンジ

下限25731円(月足ボリンジャーのマイナス2σ)−上限28033円(ボリンジャーのプラス1σ)

「3日新甫は荒れる」が格言。
水星は巡行。
朝ドラは「舞い上がれ」。
アレコレとデータを持ち出すよりもこの方が分かりやすい。
「株は下げなきゃ上がらない」だ。

10月アノマリーは「NY市場の10月効果」。
10月に安値を付けやすいので、10月に買うと儲かりやすいというもの。
セル・イン・メイの反対みたいなもの。
あるいは「Tax Loss Sales」。
投信の10月決算を控えての節税目的の売りもあると言われる。
一方、10月4日(投資の日)が上げの特異日。
16日も上げの特異日。
「10月終値は翌年の安値」というのもある。。
「3月に下落したら8月は上昇」もある。
「9月に上昇したら10月も上昇する」。
「10月に上昇したら翌年2月も上昇する」なのだが・・・。
「魔の月」10月がやってきた。

「証券投資の日」から年末までのリーマンショック以降の戦歴は11勝2敗。
2011年が▲0.01%、2018年が▲16.52%。
一方2012年は△17.80%、2013年は△16.24%、2014年は△11.06%。
2016年は△14.21%、2017年は△10.37%、2019年が△10.49%。
2020年は△19.17%だった。
昨年は△1.22%ながらプラス。

大和のレポ─トが紹介していたのは3日付けの英紙FT紙の記事。
見出しは「Japan'unique position」。
「日本の低インフレや金融緩和継続、円安、日本企業の財務体質がポジティブで、しかも日本株は割安。
観光再開やGPIFが日本株ウエイトを引き上げる」。
IMFの世界経済見通しの一部の説明会が行われ成長率見通しで日本の成長率が引き上げられる可能性に期待。
「外国人買いが期待できよう」とのコメント。

《兜町ポエム》


「アイラブユー」(朝ドラ「舞い上がれ」)


夢詰めた株価が舞って
ウリカイを教えてくれている

親切にどうも
兜町もNYのように軽やかでいられたら

横切った下げに不安を打ち明けながら
ああ買い値に会いたくなる

どんな材料が願いが景色が
相場を笑顔に幸せにするだろう

チャートなんか信じないけど歩いて探して
株価に渡せたらいい

道のりと時間を買い物に変えて
新値に渡せたらいい

(兜町カタリスト 櫻井英明)


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