みちしるべ 23年02月13日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(2月13日→2月17日の週)

2月3日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.54%(前週▲10.16%)。
2週連続で悪化。
2月3時点の信用売り残は86億円増の8298億円。
5週連続で増加。
同信用買い残は2676億円増の3兆2011億円。
4週ぶりに増加。
信用倍率は3.86倍(前週3.87倍)。
2週連続で3倍台。
1月6日時点は5.30倍だった。
2月3日時点の裁定売り残は1159億円減の2342億円。
3週連続で減少。
同裁定買い残は513億円減の3983億円。
3週ぶりに減少。
当限は売り残が11598億円減の2342億円。
買い残が86億円減の2342億円。
翌限以降は売り残が0億円減の0億円。
買い残が426億円減の1750億円。

2月第1週(1月30日─2月3日)の週間海外投資家動向。
現物67億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物2493億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計2426億円買い越し(4週連続で買い越し)。
個人は現物683億円買い越し。
先物500億円売り越し。
合計182億円買い越し。
信託銀行は現物1739億円売り越し(11週週ぶりに買い越し)。
先物0。
合計1739億円売り越し。

1月第4週(1月23日─1月27日)の週間海外投資家動向。
現物3037億円買い越し(3週連続で買い越し)。
先物1兆193億円買い越し(2週連続で買い越し)。
合計1兆3231億円買い越し(3週連続で買い越し)。
個人は現物3991億円売り越し。
先物2773億円買売り越し。
合計6765億円売り越し。
信託銀行は現物1933億円売り越し(11週連続売り越し)。
先物1516億円売り越し。
合計3450億円売り越し。

今年の曜日別勝敗(2月10日まで)

月曜3勝1敗
火曜3勝2敗
水曜4勝2敗
木曜3勝3敗
金曜5勝1敗

みずほ証券のクオンツリポートは「日経平均銘柄の入れ替え予想」。
発表は3月上旬、リバランスは同月31日の引けで発生する見込み。

・新規採用候補
銘柄名 パッシブ需要(百万円)売買日数 確度
4661 OLC 173,097 8.99 High
9201 JAL 72,792 8.42 High
6920 レーザーテク 185,328 0.79 Mid
6723 ルネサス 37,598 4.51 Low

・除外候補
銘柄名 パッシブ需要(百万円)売買日数 確度
5707 東邦鉛 -5,794 -14.37 High
3101 東洋紡 -2,746 -7.87 High
5703 日軽金HD -3,966 -8.29 High

経済産業省のHPにある半導体・デジタル産業戦略検討会議の資料。
今後の役に立つと思われる。

https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/semicon_digital.html

★日経平均想定レンジ

下限26583円(昨年3月月中平均)−上限28172円(ボリンジャーのプラス2σ水準)

世界経済フォーラムがまとめた今年のダヴォス会議の総括。
「ダボス年次総会2023:都市と地域経済の未来」

https://jp.weforum.org/agenda/2023/01/dabosu-2023-to-no-e7837964d7/

(1)今年の年次総会では、都市開発と地域経済の改善に向けた、都市主導の取り組みが紹介されました。
(2)自然とサーキュラリティーは、都市における気候変動対策の未来を握る鍵です。
(3)都市変革を推進するテクノロジーには、シェアード・ガバナンスが必要不可欠です。

ダボス・クロスタースで開催された、今年の世界経済フォーラムの年次総会には、
350人以上の政府代表と47人の国家元首を含む、約3000人のグローバルリーダーが集結しました。


★政府と企業、「より良い建築」のための計画を策定
★都市の気候変動対策の中心に、自然とサーキュラリティーを
★イノベーターと起業家が、都市生活の可能性を再定義
★都市変革を加速させるテクノロジー、優れたガバナンスが不可欠

大和のレポートは「ドテン」。

東京エレクトロンは前回業績下方修正をしたが今回は一転上方修正。
IMFも世界経済見通しを下方修正から上方修正に方向が変化したのと同じ動き。
中国がゼロコロナ政策を終了した辺りから、世界は多くの主体がドテン強気に転じ始めた印象。

米個人投資家がドテン強気転換。
米国の個人投資家には足もとから税還付が始まる。
例年5月までに3000億ドルレベル(約40兆円レベル)の資金が手元に戻る。
セルインメイ(5月に株を売れ)の相場格言の背景。
市場への影響が大きい。
電子納税の影響で近年2月の還付額が多いという。
足もと急速にキャッシュリッチとなる米国個人投資家。
強気に転じたことで、市場への影響は益々大きくなるだろう。


1月効果を受けて堅調だったNYダウ。
12月から年末にかけては税金対策でのウリ。
ウィンターブレイク(節税売り)とも呼ばれる。
1月になると資金は市場に逆流。
だから1月の株価上昇というのが1月効果。
「1月が堅調なら一年通じて堅調」とうアノマリーもある。
そして2月。
有名なのは「節分天井彼岸底」
ターゲットが3月の春分の日なのか9月の秋分の日なのかは定かではない。
それでも2月上旬までの決算発表での買い優勢。
決算通過で材料不足で売られやすくなるというのが通説だ。
ポイントは3月決算に向けた外資勢の動き。
決算月だけにポジション解消やドレッシング買いなどが登場することもある。
45日ルールが機能するとすれば2月14日バレンタインの株高の説明にもなるのかも知れない。
「1月に日経平均は高値を付けて、2月にかけていったん落ち着き。
3月の年度末にかけて株価上昇。
5月までは順調に推移。
5月に大きな売りが入り株価は値段を下げて6月から9月の低調な相場へと移行。
10月から徐々に株価を盛り返して12月のクリスマス後までに株価を大きく上昇」。
これが一般的なリズムではある。
「10月の日経平均が上昇すると年度の下半期を通じて株価が上昇する確率は8割以上」。
となると・・・。
「10月高→翌年2月高」のアノマリーに期待したいところだ。
そして「2月は月足陽線になりやすい」というのもある。
また「花見ラリー」という言葉もある。
「節分から3月下旬4月上旬は株価が堅調」というものだ。
第3四半期決算を通過し通期に期待というのが背景と解釈されている。
3月15日の「裏切りの日」というのもある、
ジュリアス・シーザーは予言者の「3月15日に気をつけろ」という警告を無視。
議会の場に姿を現し、ブルータスに暗殺されたという故事に由来する。
なんでもアノマリーになるものだ。

来週月曜は「スーパーボウルのアノマリー」の日。
AFCとNFCのチャンピオンが対決。
米国プロフットボールの年間王者を決める試合だ。
過去50年で株価との相関性を計測すると・・・。
「NFCチームが勝った場合、80%の確率でその年のNY相場は上昇する」。
このところハズレていてあまり話題になってはいない。
因みにAFC王者はカンザスシティ・チーフス。
NFC王者はフィラデルフィア・イーグルス。
イーグルスへの応援が必要だろうか。
アリゾナ・カーディナルスの本拠地ステートファーム・スタジアムで繰り広げられる今回の頂上決戦。
5年ぶりの第1シードチーム同士の激突。
チーフスは2年ぶり5回目の出場で
3年ぶり33回目の情理を目指す。
イーグルスは5年ぶり4回目の出場で2回目の頂点に挑む。

ギャンの「投資の心構え」

★何事にも乱されない強靭な心を持つこと。
★友人と付き合っていく中で、自分にない何かを発見するよう努力すること。
★物事をすべて良い方に考えるようにすること。その楽観的な考え方が成功のコツである。
★最善を考え、最善を尽くし、最善を期待すること。
★他人の成功にも自分のことのように目一杯喜ぶこと。
★過去の失敗は忘れ、ここから先の輝かしい将来のことを考えること。
★常に元気で、笑顔を忘れないこと。
★他人を非難する暇があったら、自分の仕事に没頭すること。
★心配し過ぎず、怒ることに躊躇せず、怖いものは怖いと言うこと。過剰に幸福過ぎないこと。
★自分を信じ、不言実行を実践すること。
★自分が正しいと信じてやっている限り、必ず良い結果が生まれると信じること。


米国は来年の大統領選挙に向けて動き始めた。
民主党全国委員会。
党候補者指名争いの初戦を南部サウスカロライナ州の予備選にすると承認。
中西部アイオワ州だった慣例を52年ぶりに改める。
黒人支持者が多いサウスカロライナの初勝利で選挙戦に勢いを付けたバイデン大統領が主導。
再選に布石を打った。
共和党は初陣をアイオワのままにする。
ただ共和から立候補をめざすトランプ氏はサウスカロライナを重視する。
選挙戦を本格始動した1月28日にサウスカロライナで集会を開いた。
トランプ氏が勝利した16年大統領選の党予備選の初戦だったアイオワでは敗れた。
しかし2戦目のニューハンプシャー、3戦目のサウスカロライナで連勝したのが歴史。

年金積立金管理運用独立行政法人は10ー12月期の運用実績が1兆8530億円の赤字だった。
4四半期連続の赤字。
背景は世界的な利上げに伴う金利上昇による債券価格の下落。
22年秋から年末にかけての円高進行で円換算ベースの外国資産額が目減りした。
GPIFの運用で積み立てた資金は将来の年金給付の1割ほどをまかなう想定となっている。

日経ヴェリタスの特集は「しくじり投資、行動経済学で斬る」。

しくじり投資、行動経済学で斬る 失敗認めたくない心理、損失拡大招く

株式投資で損をすると分かっていても、判断が遅れて損失を拡大させてしまった経験がある個人投資家は少なくない。
人間はなぜこうした非合理的な判断をしてしまうのか。
経済学と心理学を融合した「行動経済学」の分野を中心に、投資家心理の謎が明らかになってきた。
身に覚えがある事例をたどりつつ「失敗の本質」を探る。

投資の落とし穴はいたるところに潜む
(1).大きな損失を抱えたとき
「損をするのが嫌で、ナンピン買い」
同じ進学でも、損失の苦痛は利益の喜びの2倍⇒損失回避性
SNSで対立意見をブロックし、下落トレンドに気づけず」
想定通りにいかず、失敗を認めるのは不快⇒認知的不協和音
「買値に戻るまでは・・・と塩漬け株にしている」
ある数字からの変化に依存する⇒参照点依存性

(2).早く投資しなくては!と感じるとき
「メディアでよく見るテーマというだけで投資」
見慣れた情報が魅力的に見える⇒利用可能性ヒューリスティック
「○○氏の推奨銘柄、というだけで投資」
有名人や権威ある人の意見は正しく感じる⇒権威付け効果
「利益を出した人ばかり目につき、乗り遅れまいと慌てて投資」
周囲の人に同調したり、他人の行動に影響される⇒ハーディング効果

(3)情報を集めるとき
「為替や景気の動向が一方向に進むように見える」
現在の状態を好み、変化を、嫌う⇒現状維持バイアス
「過去の業績の範囲内で将来の業績予想する」
未来を予想するときに、過去データの延長線上で考える⇒外挿
「金利やリターンが強調された情報でリスクへの関心が薄まる」
強調する部分で情報の持つ意味合いが変わる⇒フレーミング効果

「心のワナ」にはまらない3箇条

☆投資のポリシーを決める
短期と長期を分ける
損切りのルールを設定

☆積み立て投資で感情を排除
売買のタイミングが「心のワナ」に
○○ショック時でも慌てて売るべからず

☆失敗は早いうちに、少額で
失敗しない投資はない
退職金つぎ込む前に小額から

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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