みちしるべ 23年12月04日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(12月3日→12月8日の週)

11月24日時点のQuick調査の信用評価損率は▲8.76%(前週▲9.05%)。
2週連続で好転。
11月24日時点の信用売り残は616億円増の9134億円。
3週連続で増加。
同信用買い残は496億円増の3兆8057億円。
4週ぶりに増加。
信用倍率は4.17倍(前週4.41倍)。
2週連続で4倍台。
11月24日時点の裁定売り残は30億円増の277億円。
2週連続で増加。
裁定買い残は564億円増の8706億円。
4週連続で増加。
当限は売り残が30億円増の277億円。
買い残が564億円増の8706億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。

11月第4週(11月20日─11月27日)の週間海外投資家動向。
現物10億円売り越し(5週ぶりに売り越し)。
先物4152億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計4162億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
個人は現物894億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物402億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計491億円売り越し(4週連続で売り越し)。
信託銀行は現物2370億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物1430億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計3800億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。

11月第3週(11月13日─11月17日)の週間海外投資家動向。
現物3629億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物6667億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計1兆296億円の買い超す(3週連続で買い越し)。
個人は現物5722億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物189億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計5911億円売り越し(3週連続で売り越し)。
信託銀行は現物238億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1107億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計1346億円売り越し(2週連続で売り越し)。

今年の曜日別勝敗(12月1日まで)

月曜26勝17敗
火曜33勝14敗
水曜24勝22敗
木曜24勝21敗
金曜25勝21敗

日経平均株価が33800円台になってくると売ってくるのは誰なのか。
この推理がポイントだろう。
決して内閣支持率が下落したとかいう問題ではなかろう。
すぐに頭に浮かぶのは機関投資家の株式配分のリバランス。
信託銀行は先々週現物2370億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
先物1430億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
合計3800億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
しかしその前の週は現物238億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物1107億円売り越し(3週連続で売り越し)。
合計1346億円売り越し(2週連続で売り越し)。
その前は信託銀行は現物547億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1232億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計1779億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
リバランスであるならばそんなに長引くことはないだろう。
しかし、配当の再投資の時期に売るかというのが疑問。
この邪推や曲解が正しくないとは思うが。
それなら一体誰なのだろう。
株価は材料よりも需給が優先するものだ。

★日経平均想定レンジ

下限33096円(11月15日安値)−上限34582円(プラス2σ水準)

国策を熟読し、それが影響を与えるであろうセクターそして個別銘柄を導出する。
逆に、個別銘柄の動向にセクターや国策の方向を転写する。
いずれにしても銘柄を熟知する方法だ。
ここには業績もチャートもいらない。
ひたする企業だけ銘柄だけを見つめる行為。
あるいは国策の方向を見定める行為。
行ってみれば演繹と帰納だ。
演繹法は一般的な原則から具体的な結論を導くもの。
帰納法は具体的なデータや事例から一般的な法則を導くもの。
いずれにしても論理的思考の方法だ。
曖昧模糊とした相場観測などではなく常識的に論理的に判断することは重要なのは言うまでもない。

「株を買っているのか、株価を買っているのか」の命題を提起してからもう数年経過した。
それでも市場では「株価至上主義」が蔓延っているような気がする。
例えば「あの株上がりましたね」という一言。
重要なのは上昇したことではなく、その銘柄が正当に市場から評価されたということ。
企業を見つめ続けた結果に株価があるというのは頭では理解されても現実の相場ではどこ吹く風。
株価が上がること、下がることだけが株式市場ではないのだが・・・。
でも人は株価の呪縛からはなかなか逃げられない。
真摯に銘柄を探求し、現場やトップの声を聴く仕事をしていると、時として株価は脳裏から消えてしまう。
ひたすら「良い会社」を求め続けると、市場関係者としては失格かも知れない。
もちろん株価の推移は売買の最終局面での判断材料の一つではある。
青臭いこと言っていると、「市場関係者失格」なんて言われるかも知れないが・・・。

東京証券取引所の大納会では、2002年以降その年話題となったキーパーソンをゲストに呼ぶ。
そして立会終了の鐘を鳴らすのが恒例。
以下、過去のゲストの一覧。

2002年 - 長嶋茂雄
2003年 - 毛利衛
2004年 - 野村忠宏
2005年 - 為末大
2006年 - 井口資仁
2007年 - 茂木健一郎
2008年 - 鈴木孝幸、小椋久美子、潮田玲子
2009年 - 石川遼
2010年 - 川口淳一郎
2011年 - 佐々木則夫、安藤梢
2012年 - 吉田沙保里
2013年 - 佐藤真海
2014年 - シャーロット・ケイト・フォックス
2015年 - 佐渡裕
2016年 - 伊調馨、くまモン
2017年 - 井山裕太
2018年 - 西野朗
2019年 - 野村萬斎
2020年 - ゲストなし
2021年 - 吉沢亮
2022年 - 三谷幸喜
2023年 - 栗山英樹

ところで、来年の11月23日は名古屋でセミナーの予定
前週の11月16日は仙台でセミナー。
ということは日本シリーズが楽天VSドラゴンズでドラゴンズが日本一?
まさか、とは思うが一応辰年ではある。

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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