みちしるべ 23年12月25日号
兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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話題レポート
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《Eimei「みちしるべ」》




(12月25日→12月29日の週)

12月15日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.61%(前週▲9.71%)。
3週連続で悪化。
10月27日以来の2ケタ。
12月15日時点の信用売り残は951億円増の9181億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は1891億円減の3兆9748億円。
4週ぶりに減少。
信用倍率は4.13倍(前週4.84倍)。
5週連続で4倍台。
12月15日時点の裁定売り残は35億円増の659億円。
5週連続で増加。
裁定買い残は236億円増の7979億円。
7週ぶりに増加。
当限は売り残が35億円増の659億円。
買い残が236億円増の7979億円。
翌限以降は売り残が0億円。
買い残が0億円。

12月第2週(12月11日─12月15日)の週間海外投資家動向。
現物2378億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
先物1155億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1223億円買い越し(4週ぶりに買い越し)。
個人は現物3298億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物1372億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計4671億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
信託銀行は現物257億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物553億円売り越し(2週連続で売り越し)。
合計295億円売り越し(2週連続で売り越し)。

12月第1週(12月4日─12月8日)の週間海外投資家動向。
現物5868億円売り越し(3週連続で売り越し)。
先物5270億円買い越し(3週ぶりに買い越し)。
合計598億円売り越し(3週連続で売り越し)。
個人は現物4194億円買い越し(2週連続で買い越し)。
先物1175億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計5370億円買い越し(2週連続で買い越し)。
信託銀行は現物1270億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
先物3266億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
合計1995億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。


今年の曜日別勝敗(12月22日まで)

月曜27勝19敗
火曜35勝15敗
水曜27勝22敗
木曜24勝24敗
金曜27勝22敗

日本人が日本株に投資するメリット。
そんなことを考えてみた。
結論は「為替リスクはない」。
外国株を買うと株価変動リスクと為替変動リスクのダブルリスクになる。
そうすると、志のない為替動向に企業の志が影響を受ける。
為替というフイルターが投資した銘柄の価値をは実態からかけ離れることになる。
一方、日本株の場合はどこまでいっても銘柄そのものの動向がポイント。
業績に多少は為替変動リスクを受けるケースはあるが、銘柄の実態はとてつもなく変動はしない。
「為替リスクのない投資」には当然ながら日本株は最適だ。

株式投資は自分の買値よりも上の値段を買ってくれる投資家を探すゲーム。
格言ではこういう投資家さんを「愚か者」と表現しているがそれではあまりにひどい。
「投資姿勢は獲物を前にした鷹のように虎のように」。
これは結構難しいし、これができれば相当強い投資家さんだ。

★日経平均想定レンジ

下限33000円(心理的節目)−上限33817円(11月24日高値)

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のファンドマネジャー調査。
調査はファンドマネジャー219人(運用資産総額6110億ドル)を対象に実施。
投資家は2022年1月以降、キャッシュに対して株式を最もオーバーウエートにしている。
依然としてキャッシュをオーバーウエートにしているが、オーバーウエートの度合いは21年4月以降で最低。
株式のオーバーウエートは22年2月以降で最大だった。
ファンドマネジャーの楽観度は22年1月以降で最も高く、特に国債に対する楽観度が高かった。
ファンドマネジャーは債券を09年以降で最もオーバーウエートにしている。
回答者の45%が来年最もパフォーマンスが良い資産クラスになると答えた。
世界経済が直面するリスクについては、景気後退やハードランディングが最大の懸念要因に挙がった。
次に多かった懸念要因は高インフレで中央銀行がタカ派姿勢を維持するリスク、地政学の悪化だった。
円が過小評価されていると回答したファンドマネジャーは全体の73%で過去最高。

あるセミプロ投資家さんの言葉。
「いちいち反応しない」。
これって名言だと思う。

ヴィトゲンシュタインが「論理哲学論考」で言った言葉。
「人は語り得ぬものについては沈黙を保たねばならぬ」。
これも長年市場とつきあってきてようやく腑に落ちてきた。
「言葉を尽くして語り、何かを得ようとしている。それは無意味である」。
これも深い。

2023年の業種別パフォーマンス(12/20時点)
1 鉄鋼 48.4%
2 海運 46.7%
3 輸送 40.0%
4 鉱業 38.8%
5 卸売 37.9%
6 証券 36.7%
7 電気 34.1%
8 機械 31.9%
9 ゴム 31.5%
10 ガス 31.4%
11 建設 30.7%
12 石油 30.7%
13 金融 29.7%
14 銀行 26.5%
15 倉庫 24.5%
16 製品 24.3%
17 TOPIX 24.2%
18 不動 22.4%
20 食料 21.0%
21 精密 20.6%
22 ガラス 19.4%
23 金属 18.1%
24 パルプ 17.4%
25 保険 16.5%
26 小売 15.4%
27 サービス 14.6%
28 情報・通信 12.2%
29 陸運 10.3%
30 繊維 9.0%
31 水産 8.6%
32 非鉄 8.4%
33 空運 6.1%
34 医薬 -1.2%

干支別株価の年間パフォーマンス(年末→年末)
1921〜49年はフィッシャー式株価指数、
50年以降は日経平均株価、2023年は、11月末まで
1位亥(い)8勝1敗 勝率88.9% 平均騰落率14.6%
2位申(さる)7勝1敗 87.5% 15.3%
3位子(ね)7勝2敗 77.8% 39.8%
3位酉(とり)7勝2敗 77.8% 10.7%
5位未(ひつじ)6勝2敗 75.0% 7.7%
6位卯(う)6勝3敗 66.7% 17.0%
6位丑(うし)6勝3敗 66.7% 1.9%
8位巳(み)5勝3敗 62.5% 6.7%
9位戌(いぬ)5勝4敗 55.6% 1.7%
10位辰(たつ)4勝4敗 50.0% 16.9%
10位午(うま)4勝4敗 50.0% ▲3.8%
12位寅(とら)2勝7敗 22.2% 0.9%

(兜町カタリスト 櫻井英明)

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