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話題レポート

全国百貨店昨年12月の売上9カ月連続のマイナス、化粧品の好調目立つ

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全国百貨店協会(83社、240店舗)が19日に発表した2014年12月の月次売上高は7107億600万円と前年同月比で1.7%減少した。
マイナスは2014年4月から9カ月間連続で消費税の影響が続いているといえる。

ただ、都市別では全体の25.3%を占める東京地区が前年同月比0.3%伸長で2カ月連続のプラスだった。また、構成比率14.2%の大阪地区も前年同期比1.1%のプラスで6カ月連続のプラスと好調が続いている。

その他の都市では札幌地区2ヶ月連続マイナス、仙台9カ月連続マイナス、横浜2カ月ぶりマイナス、名古屋2カ月ぶりマイナス、京都9カ月連続マイナス、神戸4カ月連続マイナス、広島9カ月連続マイナス、福岡3カ月ぶりマイナスという状況。東京と大阪の2大都市の堅調以外は不振という姿だ。

全店ベースでの品目別売上では、『化粧品』が6カ月プラス、美術・宝飾・貴金属が9カ月ぶりにプラスだったほかは衣料品、家具、家電、生鮮食品、菓子、惣菜、食堂喫茶などが軒並みマイナスで、とくに商品券売上は46カ月連続マイナスとなっている。化粧品以外はほぼ軒並みダウンの形だ。

19日のデパート株は三越伊勢丹(3099)25円高の1523円、高島屋(8233)13円高の961円、松屋(8237)25円高の1656円、エイチ・ツー・オー(8242)9円安の1896円、近鉄百貨店(8244)前日と同じ313円、大和(8247)6円安の243円、井筒屋(8260)1円高の64円、山陽百貨店(8257)変らずの1555円。

化粧品大手の資生堂(4911)は47円50銭高の1739円だった。
(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
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