相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=273円高と反発 米株高や円下落で自動車や半導体に買い

25日午前の日経平均株価は反発し、前引けは前日比273円21銭高の3万7881円70銭だった。 きょう前場はリスク選好の地合いで、日経平均は海外筋とみられる先物買いが主導して一時500円以上水準を切り上げ、3万8000円台に乗せる場面があった。前日の米株高や足もと外国為替市場で1ドル=150円台まで弱含むなか輸出セクターを中心に追い風材料となっている。自動車株や半導体関連株が物色されるなか、海外短期筋による株価指数先物への断続的な買いも追い風となり、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。 ただ、買い一巡後は上げ幅を縮小し、前引け時点で3万70...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、トランプ関税に対する警戒感が和らぐ
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東証スタンダード市場はトランプ関税に対する警戒感が和らいで買いが広がった米国市場の展開を引き継ぎ、買いが先行した。為替の円安も追い風になった。ただ、米国の政策を巡る不透明感は根強く、戻り待ちの売りなども出て上値を抑えた。 スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0513万株。 値上がり銘柄数734、値下がり銘柄数565と、値上がりが優勢だった。 個別ではレオクランがストップ高。ナカボーテックは一時ストップ高と値を飛ばした。ファーストコーポレーション、第一建設工業、植木組、nms ホールディングス、コモなど31銘柄は昨年来高値を...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理の改善
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東証グロース市場は24日の米株式相場の上昇や足元の円安進行を受けて日経平均株価が一時500円を超えて上昇するなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比6.39ポイント(0.96%)高の671.96だった。グロースCoreは小幅続伸。 グロース市場ではタイミーやトライアル、バイセルが上昇した。一方、GENDAやフリー、カバーは下落した。 値上がり銘柄数301、値下がり銘柄数236と、値上がりが優勢だった。 24日に東証グロース市場に新規上場したミライロは...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、3万8000円台 米株高と円安で
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【寄り付き概況】 25日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比344円66銭高の3万7953円15銭。 主力株を中心に買い戻す動きが優勢で、日経平均は4日ぶりに上値指向を鮮明としている。前日の欧州株市場は高安まちまちながら独DAXや仏CAC40などが軟調だったが、米国株市場では大きくリスクオンに傾いた。4月2日導入予定の相互関税についてトランプ米大統領が対象となる国や品目を限定する可能性があると伝わり、市場センチメントが改善し、NYダウなど主要株価指数が大きく上昇した。これを引き継ぎ東京株式市場でも強気優勢の地合いとな...
カタリストコメント
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「VIX指数は17.48」 |
「NYでの一番大きな上昇の理由は週末のSQ通過だった印象。」 「VIX指数は17.48」 週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って大幅続伸。 S&P500は直近安値から約4%戻し2週間超ぶりの高値水準。 ただ2月19日に付けた終値での最高値からはなお約6%下落。 トランプ米大統領は24日、「多くの国」を関税免除の対象とする可能性があるとの考えを示した。 自動車への追加関税について「今後数日中」に発表するとも述べた。 これらを好感し安全資産としての債券→株式への流れとなった格好。 大きく下落していたエヌビディアが3%超、A...
株価材料NEWS
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【株価材料NEWS】
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[株価材料] ■損保4社に業務改善命令 金融庁 個人情報漏洩268万件 ■三井不動産<8801> 台湾関連事業に力 ■AnyMind<5027> ライブ販売支援にAI活用 東南アで拡大 ■ダイセル<4202> 姫路にデータ新棟 生産システム、供給網全体に拡大 ■オリックス<8591>とAGC<5201> ...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 堅調展開か |
25日の東京株式市場は反発後、堅調な展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(24日終値3万7608円49銭) ダウ平均は597ドル高の42583ドルで取引を終えた。 現地24日の米国株式が続伸した動きを受け、朝方から買い先行スタートとなろう。 為替相場は、ドル・円が1ドル=150円台の後半(24日は149円63-65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の後半(同162円19-23銭...
NY株/欧州株概況
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【市況】597ドル高、関税巡る過度な懸念薄らぐ |
24日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比597ドル97セント(1.42%)高の4万2583ドル32セントで終えた。 ダウ平均の上げ幅は一時650ドルを超えた。米メディアが24日までに、トランプ政権は「相互関税」を課す対象国の絞り込みを検討していると報じ、投資家心理の改善につながった。自動車や半導体など分野別の関税についても相互関税と合わせて4月2日に発表が計画されていたが、同時に公表されない可能性があると伝えた。 米ブルームバーグ通信や米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は23日までに、貿...
毎日コラム

【て行】
■手がかり材料【てがかりざいりょう】
銘柄を売買する上で心の支えとなると思われているもの。
ただし、かなり移り気であり、頼りにならないことは多いことが経験則。
日々の移ろいの中で「かつ消える」ことが多い。
最近の相場はスマートグリッドやインフラ整備など結構長続きするものが散見される。
それだけ材料が少ないとも言える。
加えれば「手」がかかったとたん材料は陳腐視されることが多い。
■手詰まり【てづまり】
相場があまり動かないときに使用される言葉。
売買のキッカケとなる材料が見当たらないことを理由にしての見送り状態。
ただ材料は日々何かしら発生しており、市場がそれらの材料に反応したくない時。
あるいは見えないフリをしたときに使われることも多い。
■手詰まり感【てづまりかん】
どんな展開でも何らかの意図をもった相場展開はあるもの。
しかし株価が動かなくなったときに、小さな動きに気がつかない特にマスコミ関係者が用いることが多い言葉
■ディフェンシブ銘柄【でぃふぇんしぶめいがら】
ディフェンシブとは防御的という意味。
成長株や景気敏感株のように、好景気局面で投資成果の良い銘柄群ではない。
逆に景気停滞局面で着実に相対パフォーマンスが期待できる銘柄群。
景気が悪化して金利が下がる局面で活躍する金利敏感株や、景気動向にあまり左右されない医薬品株など。
不況抵抗型銘柄とも言われる。
本来株式市場は戦闘的な場所と思われるが「オフェンシブ銘柄」というのはあまり聞かれない。
■出来高【できだか】
1日の売買量のこと。厳密には売りと買いを足して2で割った量。
必ず売りと買いは同量ながら売りが多ければ価格が下がり、買いが多ければ価格が上がるという側面がある。
■出口【でぐち】
投資ファンドなどが投下資本を回収すること、あるいは資金の回収のための資本流動化戦略。ファンドでは株式公開(IPO)やM&Aが該当。不動産ファンドに関しては、不動産の証券化などになる。
簡単に言えば「巧妙にお化粧してジョーカーを誰かに渡し元本と収益を確保すること」。
これは国の出口戦略でも同じと考えられよう。
英語のEXITを「出口」と訳すから綺麗に聞こえるが「非常口」と訳したほうが良いかもしれない。
株ちゃんの明日読み
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買い上がる材料に乏しい状態か |
Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 37608円49銭(▲68円57銭=0.18%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2790.88(▲13.28=0.47%) --------------------------------------------...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=68円安と3日続落、米関税懸念根強く

【大引け概況】 24日の日経平均株価は3日続落し、終値は前週末比68円57銭安の3万7608円49銭となり、この日の安値で引けた。 本日のマーケット動画 時間:00:01:28 容量:18.46M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら きょうは様子見ムードの強い地合いとなった。前週末終値を挟み狭いレンジでの往来となったが、引け際に下げ幅を広げ、この日の安値で取引を終えている。とはいえ、下げ幅は70円弱と小幅にとどまっている。 朝方は前週...