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来週も方向感なく推移するのか

来週も方向感なく推移するのか
4月最終日となる本日の日経平均株価は大幅反落。終値は前営業日比241円安の2万8812円だった。
前日の米国株は強かったものの、国内では主力企業の決算発表が始まり、多くは今期業績見通しの物足りなさから売りが優勢となってしまった。本日は月末で、さらに大型連休の谷間にもあたり積極的な買いは入りにくい状態。五月雨的な手じまい売りによって終盤は時間とともに下げ幅を広げる展開となってしまった。
 
 
今週の日経平均終値は2万8812円で、前週末比208円安。週足では4週連続で陰線を形成した。
日経平均は先週まで3週連続の週足陰線を引き、小さいながらも「三羽烏」のミニ転換足を示現している。ミニというのは先週の安値が直近3月安値を下回っていないため、チャートの形では下降転換していないため。
一方、東証1部上場全銘柄で算出する指数トピックスは今週までで6週連続の陰線。バリュー株人気で3月中旬までは日経平均を凌ぐ好調な相場だったが、日本の景気回復を先取りした景気敏感株(バリュー株)人気は、国内のコロナの広がりとともに鎮静化(ピークアウト)の一途を辿っている。好調な米国株との違いはワクチン接種の進展状況とまさに符合しているといえる。
日経平均は2月高値からかれこれ2カ月半も経過し、最近では中期75日移動平均線(2万9228円)を下回るシーンが増えています。上昇基調になかなか回帰できず、海外情勢に変化がない限り連休の谷間に当たる来週も方向感なく推移しそうだ。
 
5月相場に突入するが、水曜5日まで休場で、立ち合いは木金の2日間のみ。
休場明けの6日はそれまでの海外市場の影響を受けることになるため、大きな動きが出てくるかもしれない。ただし、すぐに週末に突入するスケジュールのため、翌日にはそれを修正する動きが出てくると予想する。6日がどのような反応になるかは、それまでの米国株の動向がカギを握る。
ただ、週末7日には雇用統計が発表予定で、米国市場もこれを前にしては様子見姿勢が強まりそう。全体としては方向感が定まらない中で、決算銘柄の売買に全力集中する2日間になるだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(30日現在)
 
29433.28  均衡表雲上限(日足)
29405.38  25日移動平均線
29396.79  均衡表転換線(週足)
29382.52  13週移動平均線
29311.91  均衡表基準線(日足)
29237.30  75日移動平均線
29172.16  均衡表雲下限(日足)
29113.93  均衡表転換線(日足)
29036.55  ボリンジャー:-1σ(25日)
29032.25  6日移動平均線
28946.78  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
28812.63  ★日経平均株価30日終値
 
28667.72  ボリンジャー:-2σ(25日)
28511.03  ボリンジャー:-2σ(13週)
28405.52   新値三本足陰転値
28298.89  ボリンジャー:-3σ(25日)
28118.34  26週移動平均線
28075.28  ボリンジャー:-3σ(13週)
26905.66  均衡表基準線(週足)
26560.99  ボリンジャー:-1σ(26週)
26153.48  200日移動平均線
 
ローソク足は陰線を引いて終了。ザラ場高値と安値はともに昨日水準を下回り、再び下向きに転じた5日線下で大引けを迎えた。一目均衡表では雲下限割れで終了し、売り手優位の形状。5月14日にかけて応当日株価が上昇していくため遅行線の弱気シグナル発生による三役逆転の可能性が増し、地合い悪化が警戒される。
ボリンジャーバンド(25日ベース)では、本日終値は-1σと-2σの中間付近に位置し、-2σ割れによる下値拡張局面入りのリスクにも留意が必要となろう。
 
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