相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=326円安と続落、半導体関連株の下落が響く
【大引け概況】 21日の日経平均株価は続落し、終値は前日比326円17銭安の3万8026円17銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:41 容量:21.47M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら 朝方こそ売り買い拮抗で始まったが、その後に日経平均は漸次水準を切り下げる展開となりマイナス圏で推移した。前日の欧州株市場ではウクライナ情勢の緊迫化に伴う地政学リスクなどを嫌気し、主要国の株価は総じて軟調。 ただ、米国株市場では取引...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落、半導体株下落で一時38000円を割れ
21日午前の日経平均株価は続落し、前引けは前日比319円12銭(0.83%)安の3万8033円22銭だった。 朝方は売り買い拮抗で日経平均は前日終値近辺でスタートしたが、その後は利食い急ぎの動きが表面化し値を崩した。前日の欧州株市場ではウクライナ情勢を巡る地政学リスクが改めて意識され主要国の株価が揃って下落したが、米国株市場ではNYダウが取引終盤に上昇に転じるなど強さを発揮した。 しかし、引け後発表の米エヌビディアの決算は予想を上回る好内容だったにもかかわらず、時間外取引で値を下げたことから、東京株式市場でも半導体関連の上値が重い展開とな...
東証スタンダード(前場)
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、堅調
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東証スタンダード市場は値米半導体大手エヌビディアの決算が市場予想と大きな差がなかったことから、も半導体株に売りが出て、日経平均を押し下げた。 スタンダードTOP20は堅調。出来高は2億0919万株。 上がり銘柄数667、値下がり銘柄数600と、値上がりが優勢だった。 個別では日本抵抗器製作所が一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、日本ドライケミカル、ランドネット、ムゲンエステート、アツギなど21銘柄は年初来高値を更新。リミックスポイント、IMV、松尾電機、田岡化学工業、ネクスグループが買われた。 &nbs...
東証グロース(前場)
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、徐々に伸び悩み
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東証グロース市場は前日の米ハイテク株安やウクライナを巡る情勢の不透明感などから大型株が下落するなか、国内の新興市場に資金が流入した。もっとも、朝高後は利益確定売りなどが出て、徐々に伸び悩んだ。 グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比2.80ポイント(0.44%)高の633.96だった。 グロース市場では、カバーやアジャイル、トライアルが上昇した。一方、タイミーやオルツ、セルシードは下落した。 値上がり銘柄数312、値下がり銘柄数209と、値上がりが優勢だった。 個別ではレジル、S...
相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き)=一進一退の展開でスタート
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【寄り付き概況】 21日寄り付きの日経平均株価は一進一退となっている。始値は前日比53銭高の3万8352円87銭だった。 前日の欧州株市場ではウクライナ情勢が緊張を高めていることが嫌気され主要国の株価が総じて軟調だった。米国株市場でもこのリスクオフの地合いを引き継いだが、NYダウは取引終盤に急速に買いが入りプラス圏に浮上して着地した。 ナスダック総合株価指数も下げ幅を縮小し大引けは小幅な下げにとどまった。 現地時間取引終了後に発表されたエヌビディア<NVD...
カタリストコメント
「他人の褌で相撲を取っている」 |
「他人の褌で相撲を取っている」 「エヌビディアの第4四半期売上高見通しは過度な期待には応えられず」 水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。 NYダウは5日ぶりに反発。 ナスダック総合は反落。 「ロシアとウクライナの緊張激化懸念が背景」との解釈。 ターゲットの決算がさえなかったことも悪材料視。 エヌビディアは引け後の決算発表を控え、0.76%下落。 決算発表では第4・四半期(11─1月)の売上高見通しが一部の投資家の高い期待に届かず。 エヌビディアの第4四半期(11─1月)の売上高見通しは375億ドル(プラスマイナス2%)。 市...
株価材料NEWS
【株価材料NEWS】
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[株価材料] ■ラピダスに2000億円 政府初の出資案 量産を支援 ■明治HD<2269> 系ワクチン WHO登録 ■東洋紡<3101> 廃液からリチウム回収 処理膜活用 7割省エネ ■石井食品<2894> 有機食品新興に出資 海外進出を支援 ■訪日客、最速で3000万人超 1-10月 中国人客伸びる ■エヌビディアの8-10月9割増収 AI半導体好調で予想上回る ...
相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】 弱含みの展開か |
21日の東京株式市場は、弱含みの展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万8000円-3万8500円を想定。(20日終値3万8352円34銭) 米国株 はまちまち。ダウ平均とS&P500が小幅に上昇し、ナスダックが小幅に下落した。ダウ平均は139ドル高の43408ドルで取引を終えた。 現地20日の通常取引終了後、注目された米半導体大手エヌビディアが24年8-10月の決算を発表した。売上高が前年同期比94%増の350億8200万ドル(約5兆4500億円)、純利益が同2.1倍の193億...
NY株/欧州株概況
【市況】139ドル高と反発、トランプ次期政権の人事好感 |
21日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比139ドル53セント(0.32%)高の4万3408ドル47セントで終えた。 トランプ氏は、公的医療保険を管轄するメディケア・メディケイド・サービス・センター(CMS)所長に、医師で元バラエティー番組司会者のメフメト・オズ氏を充てると発表。関連企業の業績が上向くとの期待から、米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループなどが買われた。 ウクライナ戦争激化への懸念は相場全体の重荷となった。米小売り大手ターゲットが20日発表した8〜10月期決算は投資家の事前予想より悪い内容で、衣類や家具などを販売...
毎日コラム
【と行】
■投資家心理【とうしかしんり】
誰かにヒアリングされることもなく勝手に冷え込んだり温まったりするもの。
一般的には株価上昇基調では暖かく、下落基調では冷めているとみなされることが多い。
■騰落レシオ【とうらくれしお】
一定期間(通常は過去25日間)の値上がり銘柄数の合計を値下がり銘柄数で除して%表示したもの。
通説では120%を越えると過熱感、70%を割り込むと売られ過ぎとされる。
単純な指標ながら意外と裏切られることは稀。
ただ買われ過ぎ、売られ過ぎの局面で気が付くかどうかが課題。
そして両場面に遭遇したときには「今回は違う」と思いがちだか「今回は違う」ことも稀。
■ドルコスト平均法【どるこすとへいきんほう】
定期的に、継続して、一定金額ずつ購入する投資手法のこと。
この方法だと、価格が安いときには多く、高いときには少ない量を自動的に購入することができる。積立てなどの長期投資に向いている投資法。
最近では401Kなどの利用で株価が安いときに多く買えることを喜ぶ投資家層も増えている。時間軸が異なると、投資の醍醐味も変わってくる好例。
■ドレッシング(お化粧)【どれっしんぐ(おけしょう)】
月末や期末に頻繁に現れる言葉。
パフォーマンス(運用成果)を良くしたいために機関投資家などが価格上昇のために「買い」を入れるのではないかという声が高まる。
実態を離れた買いであることから市場では「お化粧買い」と称される。
ただ「お化粧」が実証されることは少なく、期末を通過しても「お化粧」が落ちることは意外と少ない。
しかも厚化粧と薄化粧とスッピンの区別はほとんど付かない。
期待が幻想に終わることもある。
またもし本当にお化粧があるとしても、得てしてその渦中では忘却されることも多い。