兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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『上昇』『高配当』『優待もある』株は存在しない

たくさん配当があって、上がる株というのは無理な理想です。
しかし、配当利回りが高い株は、意外と株価が安い。
安値に放置されていたり、業態にあまり期待感がなかったり。
高配当=低位放置株なのです。

一方、株価が上昇基調にある株は、増配でも続かない限り配当利回りは低下していきます。
株価が100円の時に5円の配当であれば、配当利回りは5%。
でも株価が200円になったら、同じ5円でも2.5% に利回りは下がってしまう。
株価が2倍になった時は配当金も2倍になってくれれば計算は合います。
また、毎年増配をしている銘柄に目を付けるというのも、一つの方法だろう。
 

そして、「株主優待まで欲しい」という賛沢な悩みもよく聞く。
株主優待は、ある特定の日に、決まった一定数の株を保有した株主に、企業から感謝の意味も込めてプレゼントするもの。

最近、優待を気にする投資家さんが多い。
そもそもは、株価が低迷していたころに皆に何とか株式市場に興味を示して欲しく導入されたもの。
それ以前は、電鉄会社の優待パスなど本業に関係あるものだった。
2000円のQuoカードをもらっても、評価額が5000円下がったら意味がない。


「優待よりも配当。 配当よりも株価の上昇」と覚えて欲しい。

値上がり重視するのであれば、優待など全く必要ありません。
アレもコレも欲しがるのではなく「自分が求めるのはコレ」と決めることが賢い初心者の投資法となるだろう。

【株式名言】
損する忍耐より儲ける忍耐
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