「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」
株式投資で得られる儲け(利益)には2つの種類があります。それが「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」です。
どちらの利益を狙うかによって、投資方法がまったく違ってきますので、それぞれの特徴と留意点を理解した上で、自分の目的に合った株式を選ぶ必要があります。
主に「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類のメリットがあります。
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「キャピタルゲイン」 (株の売買差額による利益)
例えば、1000円で株を買って1500円で株を売る事が出来れば500円の利益が得られます。
※実際には手数料や税金が掛かります。 もちろん利益を得るばかりではなく損をしてしまい、キャピタルロスとなる場合もあるので気を付けましょう。 |
「インカムゲイン」(配当金や株主優待)
配当金は、企業が出した利益をある時期に株主に還元するものです。
例えば、今年は利益が10億円出たので、その内の5億円を平等に分配します。 仮に発行株数が10万株であれば「50000万÷10万=1株当たり5000円」の配当が出ます。 利益を来期の設備投資にあてたり配当を出さない企業もあります。 株主優待は、その企業の優待券や割引券などを年1回、もしくは数回もらえるものです。 飲食業界に多く、有名なマクドナルド(2702)は、100株以上300株未満で6月と12月に食事優待券1冊、「バーガー類お引換券」「サイドメニューお引換券」「ドリンクお引換券」の3券が6枚ずつ付いています。 1回の会計で使える限度枚数はありません。 |
キャピタルゲインはインカムゲインに比べ、利益が大きくなる可能性があります。
株式を例にとってみると、配当金は株価の数パーセント程度が一般的ですが、売却した場合の株価は、購入した金額を大きく上回ることがあります。
ただし、インカムゲインはマイナスになることがないのに対し、株式や債券など、保有している資産を売却する場合は、価格が大きく下がる可能性があるため損失を被ることがあります。
【参考】
株式を例にとってみると、配当金は株価の数パーセント程度が一般的ですが、売却した場合の株価は、購入した金額を大きく上回ることがあります。
ただし、インカムゲインはマイナスになることがないのに対し、株式や債券など、保有している資産を売却する場合は、価格が大きく下がる可能性があるため損失を被ることがあります。
【参考】
キャピタルゲイン
資産を売買することによって生じる利益
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産の売却益
- 外国為替取引による利益
インカムゲイン
資産を保有することで生じる利益
- 株式投資の配当金
- 投資信託の分配金
- 不動産投資の家賃収入
- 外国為替のスワップポイント