花粉が今年もヤバイ!シーズンに突入
日本気象協会は、1月16日に2018年春の花粉飛散予測(第3報)を発表している。
東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みで、東北は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍予想されている。
2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込み。
東北から中国、四国地方にかけて、前シーズン比で「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要。
一方、例年比でみると、東北と東海地方ではやや多く、現地調査の結果から、青森市内で雄花の着花量が多いこともあり、「非常に多い」予想になっている。
関東甲信、近畿、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込み。
スギやヒノキは樹齢が30年以上になるとたくさんの雄花を生産するようになるそうだ。現在日本に植林されているスギやヒノキは90%以上が樹齢30年を超え、花粉生産がピークになっている。そのうえ、2018年春は例年より花粉飛散量が多いと予測されるので、早い時期からの予防策が必要だろう。
日本リサーチセンターの調査によれば、花粉症/花粉アレルギーを有する人の割合は、2003年は25%だったが、2011年以降は33~38%となっている。花粉症はすでに日本の「国民病」といえるだろう』と分析している。
『花粉のばく露を防ぐ方法としては、マスク、メガネ、手洗い、室内の換気などが挙げられる。マスクの使用で、吸いこむ花粉の量を約1/3〜1/6に減らすことができるといわれているほか、メガネでも目に入る花粉量を数十%防げるようだ。
マスクや空気清浄機は、花粉以外にもPM2.5などの有害物質微粒子を防御・除去することが可能だ。
花粉対策グッズの市場規模は、花粉が比較的少なかったとされる、ここ2年を含めても、拡大傾向となっている。 ただ、花粉症シーズンに例年どおり「マスクがよく売れている」と報道されたところで、その時期に花粉が多く飛散すること自体はすでに広く認知されている。
花粉症対策としてマスクは大切なアイテムではあることは事実。
ただ、株式市場には、大きなインパクトは与えません。関連銘柄をあえて売買する人も少なく、株価も大きく動かないのです。
辛いシーズンが間もなくスタートする花粉症。
今回は、マスク以外の注目の関連銘柄をマークしたい。
まずは、空気清浄機だろう。
最近では「プラズマクラスター」(シャープ)や「ナノイー」(パナソニック)などの「マイナスイオン」発生機能や加湿機能を搭載する空気清浄機だけでなく、大きなフィルターと強力な集塵機能だけを備えるシンプルな空気清浄機の人気がアップしている。
ダイキン工業<6367>は、エアコンで世界トップ。空調機や化学製品の世界的メーカー。
独自の空気清浄技術「ストリーマ放電」が人気になっている。
ストリーマ技術とは、ダニや花粉、ウイルスなどの有害物質をプラズマ放電の一種である「ストリーマ放電」によって分解するというもの。単純にフィルターでこし取るだけでなく、有害物質を分解して無害化するという。プラズマ放電ユニットで一般的な放電ユニットであるグロー放電と比較してアレルギー原因物質分解能力がなんと1000倍以上もあるとそうだ。
花粉対策用眼鏡「JINS 花粉 CUT CLEAN」発売。フレームに光触媒含有塗料を塗布したもので、付着した花粉のアレルゲン、ウイルス、細菌を分解するという。レンズ周辺の覆いで眼への花粉飛入を防ぎ、さらに光触媒により眼鏡に付着した花粉のアレルゲンなどが室内へ侵入するのも防ぐとしている
また、Think Labが花粉対策サービスを期間限定で提供開始。花粉CUTルームの設置や花粉メガネ「JINS 花粉 CUT」をはじめとした会員向けサービスで、期間は3月31日までを予定。
花粉症対策の目薬と有名な「ロートアルガード」を扱っている事に加え、花粉症侵入防止ジェル、抗菌・花粉マスク、鼻洗浄など花粉症対策の幅広い領域に製品展開している。
花粉症持ちの人々の長い闘いのはじまりだろう。
投資としての花粉症関連も春のシーズンテーマであることを念頭に、早めの対策で臨みたいものだ。
東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みで、東北は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍予想されている。
2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込み。
東北から中国、四国地方にかけて、前シーズン比で「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要。
一方、例年比でみると、東北と東海地方ではやや多く、現地調査の結果から、青森市内で雄花の着花量が多いこともあり、「非常に多い」予想になっている。
関東甲信、近畿、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込み。
スギやヒノキは樹齢が30年以上になるとたくさんの雄花を生産するようになるそうだ。現在日本に植林されているスギやヒノキは90%以上が樹齢30年を超え、花粉生産がピークになっている。そのうえ、2018年春は例年より花粉飛散量が多いと予測されるので、早い時期からの予防策が必要だろう。
『花粉のばく露を防ぐ方法としては、マスク、メガネ、手洗い、室内の換気などが挙げられる。マスクの使用で、吸いこむ花粉の量を約1/3〜1/6に減らすことができるといわれているほか、メガネでも目に入る花粉量を数十%防げるようだ。
花粉対策グッズの市場規模は、花粉が比較的少なかったとされる、ここ2年を含めても、拡大傾向となっている。 ただ、花粉症シーズンに例年どおり「マスクがよく売れている」と報道されたところで、その時期に花粉が多く飛散すること自体はすでに広く認知されている。
花粉症対策としてマスクは大切なアイテムではあることは事実。
ただ、株式市場には、大きなインパクトは与えません。関連銘柄をあえて売買する人も少なく、株価も大きく動かないのです。
辛いシーズンが間もなくスタートする花粉症。
今回は、マスク以外の注目の関連銘柄をマークしたい。
最近では「プラズマクラスター」(シャープ)や「ナノイー」(パナソニック)などの「マイナスイオン」発生機能や加湿機能を搭載する空気清浄機だけでなく、大きなフィルターと強力な集塵機能だけを備えるシンプルな空気清浄機の人気がアップしている。
ダイキン工業<6367>は、エアコンで世界トップ。空調機や化学製品の世界的メーカー。
独自の空気清浄技術「ストリーマ放電」が人気になっている。
ストリーマ技術とは、ダニや花粉、ウイルスなどの有害物質をプラズマ放電の一種である「ストリーマ放電」によって分解するというもの。単純にフィルターでこし取るだけでなく、有害物質を分解して無害化するという。プラズマ放電ユニットで一般的な放電ユニットであるグロー放電と比較してアレルギー原因物質分解能力がなんと1000倍以上もあるとそうだ。
チャート出典:ストックウェザー株式会社
ジンズ<3046>は、格安メガネ「J!NS」を展開している。花粉対策用眼鏡「JINS 花粉 CUT CLEAN」発売。フレームに光触媒含有塗料を塗布したもので、付着した花粉のアレルゲン、ウイルス、細菌を分解するという。レンズ周辺の覆いで眼への花粉飛入を防ぎ、さらに光触媒により眼鏡に付着した花粉のアレルゲンなどが室内へ侵入するのも防ぐとしている
また、Think Labが花粉対策サービスを期間限定で提供開始。花粉CUTルームの設置や花粉メガネ「JINS 花粉 CUT」をはじめとした会員向けサービスで、期間は3月31日までを予定。
チャート出典:ストックウェザー株式会社
フマキラー<4998>は、殺虫用品イオンで花粉の侵入を防ぐスプレータイプの「アレルシャット」を手掛けている事や鼻の入り口に塗る事で花粉をブロックする「花粉 鼻でブロック」を手掛けている。チャート出典:ストックウェザー株式会社
ロート製薬<4527>は、緑内障、加齢黄班変性、ドライアイ治療薬など眼科用医薬品。花粉症対策の目薬と有名な「ロートアルガード」を扱っている事に加え、花粉症侵入防止ジェル、抗菌・花粉マスク、鼻洗浄など花粉症対策の幅広い領域に製品展開している。
チャート出典:ストックウェザー株式会社
免疫力を高めることで花粉症に効果があるとされるヨーグルトでは、明治HD<2269>、雪印メグ<2270>、森永乳<2264>などに注目したい。花粉症持ちの人々の長い闘いのはじまりだろう。
投資としての花粉症関連も春のシーズンテーマであることを念頭に、早めの対策で臨みたいものだ。