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櫻井英明の株式辞典【わ行】

【わ行】
 
■割安感【わりやすかん】
本当は安いとは思っていないのだが、市場関係者が強いて自分に言い聞かせて鼓舞する言葉。
誰もが割安と考えている相場展開ではあまり使われない。
そして「割安感」と唱えられる相場は結果的に割安ではないことも多い。
もっとも唱え続ければいつかは相場が勝手に割安になることはある。
 
 
 
■ワラント(わらんと)
新株予約権証券ともいい、発行会社の株式を一定の価格(行使価格)で、定められた期間内(行使期間)に、取得できる権利を持つ有価証券のこと。この権利が付された社債を「新株予約権付社債」という。
2002年4月、商法改正以前の新株引受権付社債(ワラント債の非分離型)と転換社債は、商法改正に伴い、名称が新株予約権付社債に統一された。
 
 
 
■割引債(わりびきさい)
額面金額より割り引いて発行される債券のことをいう。
券面には利札がついていない。発行価格を額面価格より低くして発行しており、この発行価格と額面価格との差が、利付債でいう利息に相当する。このような債券の発行形態を割引発行という。
現在、日本でこの形式で発行されている債券は、国庫短期証券、割引金融債などがある。

 
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