【今年は猛暑】サマーストック銘柄に注目
気温の上昇に伴い熱中症対策の為の飲料水関連やエアコンなどの空調関連の需要が自然と増えてくるだろう。
今回は、気温上昇と共に注目が集まる猛暑関連銘柄を紹介しよう。
ビール関連では、
アサヒグループHD(2502)
透明なクラフトビール「クリアクラフト」や糖類不使用の「クリアアサヒ クリアセブン」の新製品を展開。初の直営ビアパブ「Asahi BeerFront」を7月9日よりOPENし、訪日外国人にも対応した都市部店舗を展開する。
チャート出典:ストックウェザー株式会社
キリンHD(2503)今年は、キリンビール発売130周年にあたり、横浜赤レンガ「♯カンパイ展」など、様々な催しが行われている。4月にはキリンとセブン&アイが共同開発した「一番搾り 匠の冴」を発売。また、働く女性をターゲットとした乳酸菌の新ブランドを展開中。乳酸菌の潜在市場2300億円のうち、10年後には約1割を獲得したいとしている。
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サントリー食品(2587)6月にPETボトル入りノンアルビール「オールフリー オールタイム」を発売。新しい飲用シーン拡大を狙う。1年前にペットボトルコーヒーの「クラフトボス」がヒットしており、同商品にも注目が集まる。
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エアコン関連では、ダイキン工業(6367)
ルームエアコンのうるるとさららブランドを展開。6月には大阪に業務用空調工場を新設。IoT技術を設備導入し、効率的な稼働を進めている。6期連続最高益、9期連続増収、増益となっている。
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富士通ゼネラル(6755)タイでエアコン4割増産を発表。18年度に110万台を見込む生産台数を20年度には36%増の150万台まで増やす。 新製品エアコン「ノクリア」シリーズを展開している。
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また、昨今注目が集まっているのが喫茶店関連銘柄だ。 2016年6月のコメダHD(3543)の上場をきっかけに注目を浴びている。コメダHD(3543)
昭和ムードを漂わせた店舗戦略がシルバー層の心理を捉え話題となった。
2016年6月に上場しその後も出展数を順調に伸ばしており、年70〜80店のペースで出店を続けている。 2020年度に国内外で1000店体制を目指している。
コメダの主力商品は、砂糖とミルクを入れて飲むブレンドコーヒーであるが、「コメ黒」というブラックコーヒーを展開するなど流行の変化にも敏感だ。 また、関東地区に「コーヒー工場」を建設し、東日本地区への安定供給を進めている。
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ドトール・日レスHD(3087)ドトールコーヒー、エクセシオールカフェ、星乃珈琲店を展開。
全国1,300店舗以上展開し、海外展開もおこなっている。
星乃珈琲店では、話題の「スフレパンケーキ」が人気で女性客も多い。もちろんモーニングセットも展開しており、ドリンク1杯でトーストとゆでたまごがついてくる。
高価格帯路線店舗にも注力し、最高級のコーヒーを提供するカフェ「神乃珈琲」を5月に京都にオープンした。
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伊藤園(2593) (タリーズコーヒー)伊藤園といえば、「お茶」であるが、傘下企業の「タリーズコーヒージャパン」が「タリーズコーヒー」を展開している。 「TULLY’S COFFEE」シリーズが、ブランド販売開始から10年で、2018年4月に累計販売数量1億ケースを突破するなどブランド好調。
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暑い夏は、飲料、エアコンなど従来のサマーストックにとっても好影響を与えるのは言うまでもないが、 喫茶店関連銘柄など新しいサマーストック銘柄も増えてくるだろう。日焼け・紫外線対策から資生堂(4911)やポーラ・オルビスホールディングス(4927)。
クールエリア(気温低下)関連として、丸山製作所(6316)や能美防災(6744)にも注目が集まる。
すでに30度を超える日が続き、猛暑関連銘柄を注目するのも良いだろう。
皆様夏バテには注意してください 。