RSI【買われすぎ】【売られすぎ】
テクニカル分析のひとつであるRSIについて解説します。
RSI(アールエスアイ)とはオシレーター系の指標のことで、J・ウエルズ・ワイルダー(ジュニア)氏が考案しました。
日本語では相対力指数と呼ばれますが、一般的にはRSIの方が良く使われています。
RSIの特徴としては、株価終値の変化に注目し相場の強さを計測する点にあります。
計測された数値は0から100の間を変動し、数値がピークに達すると相場の天井を意味し、買われ過ぎと判断できます。
RSIの計算方法
A
RSI= ────×100
A+B
A=14日間の上げ幅の合計
B=14日間の下げ幅の合計
RSIが有効に使えるのは、レンジ相場(ボックス相場)のような株価がもみ合い状態の時です。その他の上昇トレンドや下降トレンドではRSIをうまく活かせないので、レンジ相場で利用すべきです。
RSI数値の利用の仕方、見方について
(株)三井ハイテック(6966)チャート
RSI数値が70%以上=買われ過ぎ
RSI数値が30%以下=売られ過ぎ
このようにRSIの数値を参考に、売買サインとして利用することが可能になってきます。
テクニカル指標は絶対の相関ではありませんので、一つの指標ということを忘れないでください。