株ちゃんの明日読み
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模様眺めムードか |
中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰で米国が利下げしにくくなりスタグフレーションに陥れば、日本も悪影響を受けかねないとの見方もあるようだ。 ただし、6月15日〜17日の主要7カ国首脳会議(G7サミット)にあわせた日米首脳会談において日米関税交渉に一定の合意がみられるようだと、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。また、来週は日米の金融政策決定会合が予定されている。結果を見極めたいとの模様眺めムードが強まる場面もありそうだ。 ■本日のポイント 1.日経平均は338円安と続落、一時3万7500円台に下落 2.イスラエル軍がイランの核施設を...
相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=338円安と続落、イスラエルのイラン攻撃で警戒強まる

【大引け概況】 13日の日経平均株価は続落し、終値は前日比338円84銭安の3万7834円25銭だった。下げ幅は一時600円を超えた。 本日のマーケット動画 時間:00:01:42 容量:20.20M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら この日は、円高の進行に加え、米国の関税政策の不透明感から売り先行でスタートしたが、午前9時過ぎに「イスラエル軍がイランで攻撃を実施した」との報道が流れるとリスク回避姿勢が強まり一気に売りが膨らんだ。日経平...
東証スタンダード(大引け)
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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、利益確定売りが先行
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東証スタンダード市場は東京市場全般が売り優勢の展開となる中、週末要因も重なって利益確定売りが先行した。値上がり銘柄数338、値下がり銘柄数1061と、値下がりが優勢だった。スタンダードTOPは反落。出来高5億1954万株。 個別ではベクターホールディングス、太洋テクノレックス、マックハウス、明豊エンタープライズ、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ高。コロンビア・ワークス、アズパートナーズ、日本電技、大盛工業、富士ピー・エスなど67銘柄は年初来高値を更新。エス・サイエンス、エヌジェイホールディングス、サンユー建設、香陵住販、石川製作所が買...
東証グロース(大引け)
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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、リスク回避目的の売り
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東証グロース市場はイスラエルがイランの核関連施設などを攻撃したと伝わり、新興市場では個人投資家などによるリスク回避目的の売りが終日続いた。このところ堅調だったバイオベンチャー株の下落が目立った。 東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比11.20ポイント(1.47%)安の752.52で、安値引けとなった。グロース250、グロースCoreはともに続落。 グロース市場ではジーエヌアイやサンバイオが下落した。一方、エレメンツやブルーイノベは上昇した。値上がり銘柄数125、値下がり銘柄数444と、値下がりが優勢だった。 ...
相場概況(前引け)
東京株式(前引け)=続落 一時600円安 イスラエルのイラン攻撃で心理悪化

13日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比507円16銭(1.33%)安の3万7665円93銭だった。 この日の東京株式市場は為替の円高が進行していたことに加え、米国の関税政策の不透明感から売り先行でスタート。特に午前9時過ぎに、「イスラエル軍がイランで攻撃を実施した」との報道が流れると一気に売りが膨らんだ。 リスク回避姿勢が強まるなか、為替相場は一時1ドル=142円台後半に円高が進行。半導体関連などハイテク株が売られた。トランプ米大統領が、自動車関税を引き上げる可能性を示唆したことも警戒された自動車株が安い。半面、防衛関連株が買われ、...
東証スタンダード(前場)
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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、地政学リスク
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東証スタンダード市場はイスラエルがイランを攻撃したとの報道で地政学リスクの高まりが警戒され、幅広い業種で売りが優勢となった。円高進行も重しとなった。 スタンダードTOPは反落。出来高3億0127万株。 値上がり銘柄数311、値下がり銘柄数1035と、値下がりが優勢だった。 個別ではコロンビア・ワークス、アズパートナーズ、日本電技、大盛工業、富士ピー・エスなど46銘柄が年初来高値を更新。太洋テクノレックス、ANAPホールディングス、アースインフィニティ、技研ホールディングス、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。 ...
東証グロース(前場)
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、投資家心理の悪化
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東証グロース市場はイスラエルがイランを攻撃したと伝わり、投資家心理の悪化に伴う売りが優勢になった。一方、QPS研究所など売買代金上位銘柄は軒並み上昇しており、市場では「一時的にリスク回避の動きが広がっているが、個人投資家の買い意欲は強い状況が続いている」の声が聞かれた。 東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比6.92ポイント(0.91%)安の756.80だった。グロースCoreも続落。 グロース市場ではゼンムテックやジーエヌアイは下落した。一方、タイミーやカバーが上昇した。 値上がり銘柄数120、値下がり銘柄数437と、値下がりが優勢だった。 ...
相場概況(寄り付き後)
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【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、円高基調が重荷
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【寄り付き概況】 13日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比42円84銭安の3万8130円25銭。 前日の米株式市場は、NYダウが101ドル高と上昇した。オラクル<ORCL>の決算が良好だったことから、ハイテク株を中心に値を上げた。ただ、トランプ米大統領が自動車関税を引き上げる可能性を示唆したほか、為替が円高に推移していることも警戒され、日経平均株価は値を下げてスタートした。 13日に算出を迎えた株価指数(日経平均)オプションと日経平均先物6月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で3万81...
カタリストコメント
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「『幻』はいつか『現実』になるはず」 |
「『幻』はいつか『現実』になるはず」 「エヌビディアは終値ベースで戻り高値更新」 木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。 ソフトウエア大手オラクルの通期売上高見通しを上方修正を受けてAIを巡る楽観的な見方が拡大。 「中東情勢緊迫化に対する懸念やボーイング株の下落を相殺した」との解釈。 オラクルが13.3%上昇し過去最高値を更新。 マイクロソフト、エヌビディア、ブロードコムも1%以上上昇。 エヌビディアは終値ベースで戻り高値更新。 インド西部の都市アーメダバードでエア・インディアのボーイング機が墜落。 ボーイングは約5%下落。 3市...
相場展望(寄り付き前)
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【オープニングコメント】 もみ合い展開か |
13日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。 日経平均株価の予想レンジは、3万7800円-3万8400円を想定。(12日終値3万8173円09銭) 米国株は上昇。ダウ平均は101ドル高の42967ドルで取引を終えた。 現地12日の米国株式が反発したことから、買い優勢スタートとなりそう。ただ、前日に続き買い手がかり材料に乏しいなか、週末要因も重なり積極的に買い進む動きは限られそう。 為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(12日は143円87-88銭)と円高方向に傾く一方、ユ...
NY株/欧州株概況
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【市況】101ドル高と反発、米金利低下を好感 |
12日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比101ドル85セント(0.23%)高の4万2967ドル62セントで終えた。 ダウ平均の構成銘柄ではないが11日夕にオラクルが発表した決算や見通しが人工知能(AI)需要の強さを示し、ハイテク株や半導体株の一角に買いが入った。一方、米関税政策を巡る不透明感からダウ平均の上値は重かった。 オラクルは一時15%近く上昇し、上場来高値を付けた。AI開発需要の高まりなどからクラウド事業が好調で、見通しも全般に強気だった。ダウ平均の構成銘柄ではAI普及の追い風を受けると期待されるマイクロソフトやエヌ...