相場の器用貧乏
株式投資をする上で精神面・心構えといったことが極めて重要です。
相場は勝つか負けるかの厳しい世界です。歴史の中で語られてきた相場格言をじっくりと噛みしめ、自分のものとし、自分なりの手法を確立に役立つ格言です。
【今日の格言】
■相場の器用貧乏
器用な方というのは何をやってもそつなくこなします。
その結果として優秀な人間だと見なされ、本人もその気になります。
しかしそのような器用な人間はえてして「そこそこ」で終わってしまい大成しないものです。
それは株式の世界でも一緒です。材料の出た株に、飛び乗り飛び降りで利益を出す器用な人がいます。
しかし、そう云う売買は非常に難しく、調子に乗って自分を過信していると、いつかは大きくやられることになります。
小手先のテクニックで利益を得ようとする者は本当に利益を出す投資家にはなれません。
投資家として、どっしりと構えて相場に臨みたいものです。
つまり、他人から見てどう見えるかは重要ではなく、あくまでも自身の心の内が大切なのです。
投資とは自分との戦いなのです。相場で大儲けしようと考えているのであれば「相場の器用貧乏」になってはいけない。
常に大局観を持ち、相場の大きな流れを見極めた上で、じっくりと腰を据えることが大事なのです。