兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。
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毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ふ行】

  
【ふ行】

 
■ファンダメンタルズ【ふぁんだめんたるず】
経済の基礎的条件のこととされる。
各種経済指標などが該当する。
企業分析面では基礎的な財務データのこと。
企業が持つ本質的な価値とされるが、そう大きく変化するものではない。
また必ずしもファンダメンタルズの良好な銘柄が上がる訳でもないからややこしい。
 
 
 
■ファンドマネージャー【ふぁんどまねーじゃー】
文字通りファンドを管理している人。
言い換えれば他人のお金を使って投資をしている人。
自分で投資することは、規則上なかなか難しい。
憧れる若者は多いが、実際はサラリーマンとして稟議書にがんじがらめにされていることが多い。
会議ばかりが多く、「言い訳がうまい」という傾向がある。
 
 
 
■含み益【ふくみえき】
評価益と呼ばれることもある。
保有銘柄が上昇し、時価が買値より高い時点での時価と買値の差額のこと。
空売りして株価が下落した際も同様に含み益になる。
含み益が多ければ多いほど含み笑いも増える。
そして、永遠に増加しそうに思えるが、そんなことはめったにない。
「取らぬ狸の皮算用」がふさわしい場合もある。
だから「利食い千人力」などという格言もある。
 
 
 
■浮動株【ふどうかぶ】
大株主や取引先などが安定的に保有している株式ではなく投機的利益を得るために常に市場に出回る株式。
少なければ株価が上がるかというとそうでもない。
ある程度の売買高をこなせる流通量=流動性の少ない銘柄の株価はなかなか動意づかない。
あるいは株価展開が一方通行になりがちなので敬遠されやすい。
「いつでも売れて換金できる」のが株式の特性でもある。
 
 
 
■物色【ぶっしょく】
「探す」と云う意味だが本来は動物の毛色、自然の景色のこと。
ただ中国儒教の「礼記」には「生贄にする動物は毛色の良いものを選ぶこと」としている。
生贄を選ぶ、から「探し出す」と意味になった。
株式市場では「生贄を選ぶ」のではなく「手がける対象を探し売買する」という意味になっている。
 
 
 
■ブルーチップ【ぶるーちっぷ】
NY市場で使われる言葉でいわゆる「優良株」のこと。
収益性、成長性にすぐれているだけでなく財務的基盤も磐石な企業。
ポーカーで最高額のチップが、青色だったからというのが理由。
牛の品評会で優良の査定を受けた牛が、青い布片を付けられたからという説もある。
 
 

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【ひ行】

【ひ】
 
■引け(ひけ)
取引所の売買立会は、午前立会(前場・ぜんば)と午後立会(後場・ごば)に分かれている。前場、後場の最後の売買のことを「引け」といい、特に後場の引けを「大引け」と言う。
また、前場、後場の最初の売買のことは「寄り」または「寄り付き」と言う。
 
 
 
■ヒストリカル・ボラティリティ(HV)(ひすとりかる・ぼらてぃりてぃ)
過去一定期間の原資産の価格変動率から将来の価格変動率を予想するものです。 具体的には過去の原資産の変動率を1営業日ごとに割り出し、その標準偏差の年率を計算した数値。
 
 
 
■比例配分(ひれいはいぶん)
比例配分はもともと「ある量を定められた比で分ける(按分する)」という意味で、株式取引において板寄せやザラ場では売買が成立せず、値幅制限の上限(ストップ高、ストップ安)で取引が終わって売買注文数が極端に合わないときに、取引所が取る措置を指します。
 
 
 
■評価損益率(ひょうかそんえきりつ)
信用買いの建玉を保有する人々が、平均してどのくらいの損益を抱えているかという率。東京証券取引所および名古屋証券取引所の市場平均。
 

NY株/欧州株概況
ダウ最高値426ドル高、景気底堅く
【市況】ダウ最高値426ドル高、景気底堅く

22日のNYダウ工業株30種平均は3日続伸した。前日比426ドル16セント(0.97%)高の4万4296ドル51セントで終え、11日に付けた最高値を更新した。同日発表の米経済指標が景気の底堅さを示し、景気敏感株や消費関連株などに買いが広がった。ダウ平均は週間で851ドル高と2週ぶりに上昇した。 この日S&Pグローバルが発表した11月の米購買担当者景況指数の速報値は、サービス業が57.0と予想を上回り、2年8カ月ぶりの高水準を付けた。物価抑制と成長実現を両立する「ソフトランディング」期待に加え、トランプ次期大統領が掲げる減税や規制緩和が企業業績を押し上げるとの見方から...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【は行】

【は行】
 
 
■場【ば】
物理学では電磁場、重力場、量子場などと使われる。
哲学でも場という概念がある。
ただし株式市場では、単に取引をする場所の意味で使われる。
推測ながら「市場」の「場」や「相場」の場を転用したもの。
簡単に言えば証券取引所の中とも言える。
相場の状況を「場味」と表現することもある。
また「買い場」や「売り場」などとも使われる。
「飼い葉(買い場)がなければ走れない」というシャレもある。
 
 
 
■バスケット【ばすけっと】
赤ずきんちゃんがピクニックに持っていくのものでもあるが、金融の世界では少し違う。
複数の銘柄を一緒にして詰め込んで取引することを意味する。
個別の銘柄の色が消滅し無味乾燥な数字の固まりになってしまう。
また、どんなに評価の低い銘柄群でもバスケットにすることであたかも立派な金融商品に映ることもあるから不思議。
 
 
 
■バリュー株【ばりゅーかぶ】
「割安株」とも言われる。
本来持っている価値、株価が低いと思われる銘柄のこと。
その尺度はさまざま。
市場の平均値や同業他社と比べて割安と判断される銘柄。
あるいは過去の株価水準から見て現在の水準が割安と判断される銘柄などがある。
指標面ではPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの水準が低い銘柄。
またチャートでの移動平均線に対して下方に大きく乖離している銘柄など。
なにかの尺度で割安と判断されるが決定的な尺度はない。
 

株ちゃんの明日読み
来週は堅調か

来週は堅調か

    -------------------------------------------- 【日経平均】 38283円85銭(△257円68銭=0.68%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2696.53(△13.72=0.51%) -------------------------------------------- 【グロース250】 634.81(▲0.83=0.13%) ---------------------...

相場概況(大引け)
3日ぶり反発 米株高支えも午後伸び悩み
東京株式(大引け)=3日ぶり反発 米株高支えも午後伸び悩み

【大引け概況】 22日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比257円68銭高の3万8283円85銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:14 容量:15.51M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   前日の米株式市場では、NYダウは461ドル高と大幅続伸し、ナスダック指数も反発した。これを受け、東京株式市場も買いが優勢となり値を上げてスタート。朝方の買い一巡後は一時50円超高まで上昇幅が縮小し3万8000円ラインに接近す...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、米半導体株高などを受け
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、米半導体株高などを受け

  東証スタンダード市場は前日の米半導体株高などを受けて投資家心理が上向き、幅広く値上がりした。新規材料が少なく、商いは伸びなかった。 スタンダードTOP20は上昇。出来高4億1840万株。 値上がり銘柄数820、値下がり銘柄数540と、値上がりが優勢だった。    個別ではリミックスポイント、Speee、GMOアドパートナーズがストップ高。インタートレードは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、佐田建設、日本ドライケミカル、クシム、ムゲンエステートなど19銘柄は年初来高値を更新。リベルタ、新日本理化、サン電子、エリアリンク、チエルが買...

東証グロース(大引け)
売り買い拮抗、投資家は様子見姿勢
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、投資家は様子見姿勢

  東証グロース市場は朝小高く始まった後は、前日終値を挟んで上下に小動きとなった。一日を通して値上がり銘柄と値下がり銘柄の数は拮抗(きっこう)していた。 プライム市場では、企業の決算発表が一段落したことに加え、日米の金融政策の先行きが不透明なことから、「投資家は様子見姿勢」といい、日経平均株価は小康状態だった。一方、「値動きを求めて新興市場に買いが入りやすくなっている」との声も聞かれ、グロース市場の売買代金は伸びた。 グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比0.83ポイント(0.13%)安の634.81だった。 グロース市場ではG...

相場概況(前引け)
389円高、半導体関連株など買われる
東京株式(前引け)=389円高、半導体関連株など買われる

  22日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比389円15銭高の3万8415円32銭だった。   前日の米株式市場は、トランプ次期米大統領の政策に対する期待から金融やエネルギー株などが買われ、NYダウは461ドル高と大幅続伸した。これを受け、東京株式市場も買い先行でスタート。寄り付きの買い一巡後には、一時上昇幅は50円強に縮小したが、3万8000円ラインに接近すると下値に買いが流入し、再び上昇基調を強め3万8400円台に値を上げた。半導体関連や銀行株などが買われた。為替相場は1ドル=154円30銭前後と前日夕方に比べ、やや円高で推移している。 ...

東証スタンダード(前場)
値上がり優勢、買い戻し
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、買い戻し

  東証スタンダード市場は米国株の上昇を受けて買い戻しが入った。ドルの対円相場が東京時間に入って底堅さを見せたことも、株価のサポート要因になった。 スタンダードTOP20は反発。出来高2億2084万株。値上がり銘柄数730、値下がり銘柄数552と、値上がりが優勢だった。   個別ではGMOアドパートナーズがストップ高。日本電技、佐田建設、クシム、ムゲンエステート、丸千代山岡家など16銘柄は年初来高値を更新。リミックスポイント、インタートレード、新日本理化、リベルタ、サン電子が買われた。    一方、福留ハム、シーボン、サンコ...

東証グロース(前場)
売り買い拮抗、投資家心理の改善
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、投資家心理の改善

  東証グロース市場は前日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、きょうの東京市場で日経平均株価が上昇しており、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。 グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比1.40ポイント(0.22%)高の637.04だった。グロース市場ではトライアルやGENDA、インテグラルが上昇した一方、カバーやフリー、ジーエヌアイが下落した。 値上がり銘柄数276、値下がり銘柄数256と、売り買いが拮抗した。   22日に東証スタンダード市場に新規上場したガーデンは9時6分に公...

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